ロード・クエスチョン〜登山と自転車と温泉と〜

旧「ロードバイク辛みのデスロード」

10kmの「ツール・ド・フランス系パン屋巡り」をしたら170kmの大会にでることになった話

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月1回開催のプレミアム・フライデーイベント、7月は「ツール・ド・フランス系パン屋巡り」。

とってもグルメな1日になったよ。

 

参加したらなぜか、ツール・ド・東北の170km南三陸ファンドに出ることになったよ!!

ランチはお隣さんの家庭料理

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暇人の私は、イベントまで主催者のオフィスに昼前からお邪魔していた。

金曜はお隣の奥様の手作りランチがいただけるらしく、遠慮なくランチから参加。

 

今日のメインディッシュは、マッシュポテトとひき肉がぎっしり詰まったオムレツ。マカロニサラダに煮汁がたっぷり染みたキンピラゴボウ、浅漬けと豪華。

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キュウリの浅漬け。

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youtuberのけんたさんが、お味噌汁とストウブで炊いたご飯を準備する。

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 スペシャのTシャツを着たご機嫌なけんたさん。

「キッチンでストウブなうに使っていいよ」

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みんなそろったところで、いただきまーす。

うん、働かずに食う飯はうまい!

 フランス系パン屋ライド開始

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自転車仲間が続々と集まり、スタート。

今回は、自由が丘、尾山台付近のハイソな住宅街を自転車で走る10kmの初心者に優しいゆるぽたコースだよ。

 

途中いくつかの激坂があったが、すぐに終わる距離だったので坂への怒りメーターは上がらずに済んだ。

 

なお、本日の私のチャリはミニベロちゃん。

ミニベロは小回りがきくし街乗りではやはり最強だ。

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普段は1,2人で走っている私だが、わいわいグループライドもなかなか楽しい。

楽しいが、暑いのと、久しぶりの外出で自堕落な生活をしていた無職にはなかなかきつい。 

1件目:[目黒] griotte

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駒沢公園を抜けて最初に訪れたのは小さな街のパン屋griotte。

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パンプキンクリームチーズ、あんバター、ジンジャーレモンチョコなど、おやつ系パンがどれもツボすぎる。

あれもこれもと手にとりたいところだが、まだ3件パン屋が待ち構えている。

持ち帰りやすさも考慮してタルト型のパンを買う。

他のサイクリスト達も購入するが、みんなロードバイクで来ていて荷物が入れられないw

ロードバイクの人は、その場で胃袋にパンを収めていた。

食べログhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131707/13149820/

2件目:[都立大学]Toshi Au Coeur du Pain

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2件目は家庭的な雰囲気のこじゃれたパン屋。 

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自分でトレイに乗せるスタイルではなく、店員さんに「これとこれください」というと取って包んでくれる。

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私こういうドライフルーツ(特にいちじく)が入った硬いパンが大好きなんですよね!購入! 

ずっしり重量があって、食べると硬くてわっしわっし噛むうちに甘さがじわーって染み出してくるやつ。口の中の水分が全部吸い取られていくやつ。そしてワインが飲みたくなるやつ!

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ハイジっぽい大きいパンもあり。

サイクリングの部長さん「ここのバゲットは絶品!」ということで3本ほど買っていた。 しかもこういうフランス系のパン屋にしては安い。

うーん、次はバックパック持参で来よう。

食べログhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13156276/

 3件目:[尾山台]VENT DE LUDO

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 3件目は尾山台の商店街の中にあるパン屋。 

ここは商品数も多いし、惣菜パンの揃えも充実している。商店街で買い物帰りに立ち寄るにちょうど良さそう。

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ウィンナーとラタトゥイユ、ひまわりの種のトッピングという見た目の引きが強いプロヴァンサル。

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このりんごのそば粉パンがもう大ヒットでして。

固そうなフランス系パンの見た目に反して、超もっちり。

そば粉の生地が、甘すぎず、これまたうまい。それにシャックリとした食感の甘い煮詰めたりんごの味がまた…。

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 もうひとつのヒットが、サマーシュトーレン

ドライフルーツぎっしり。ドライフルーツもラムの香りもぎゅっ!と濃縮されていて、もう好みどストライク。

冷やすとこれまた味わいが変わってうまい。

買って帰って冷蔵庫で保存しながらちまちま食べた。

食べログhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131715/13140110/

 

 4件目:[尾山台]Au Bon Vieux Temps KAWATA Pere Fils

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 最後は環八通り沿いの超オシャレなお店。

 あまりに外観が素敵なので、愛車とともにパシャパシャ! 

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イマオ氏に撮ってもらった写真。

うーん、Bianchiは本当に美しいなあ。 

 店内はパン屋というよりはケーキ屋で、焼き菓子、チョコレート、ケーキ、キャラメルなど美しい見た目のスイーツたちが店一面のショーケースにずらり(写真あまりきれいにとれなかったけど、店内も本当に美しいよ)。

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ディジョネはもろ好みの見た目。

しかしこれ以上自転車での持ち運びができなかったので泣く泣く断念。

次また来よう…。

なんでも環八はスイーツ激戦区らしく、どこも軒並みレベルが高いのだとか。

うん、ここは女性にはおすすめしたいお店だな〜。

なお、ローディーたちはジャージレーパンで入ると場違い感が半端なかったので、みんなそそくさと店を出てしまったw

食べログhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131715/13181654/

 

 夜は唐揚げ(せんざき)で宴会

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オフィスに帰還したら、パンの戦利品を並べて乾杯の準備。 

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本日のメインは料理本も出している編集長(兼料理長)が揚げるからあげ。 

正確にいうと、愛媛県の郷土料理である「せんざき(せんざんき?)」らしい。

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で、このせんざきなんだけど、めちゃくちゃうまい!

衣のサクサクの食感が、これまで食べた唐揚げとはまったく違う。

ひと噛みでほろっと崩れるほどのサックリ感で、すぐに中の鶏肉にたどりつく。鶏肉にたどりついたら、あとはジューシな肉汁と堪能するだけ。

 「うっま!」

「なんだこれ、うめー!」

箸が止まらないうまさとはこのことか。

全員スポーツする人ということもあり、2kgあったせんざきはあっという間になくなってしまった。 

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鎌倉出張のスタッフが買ってきた、このキャラメルのジャムも…これまた感動的なほどの絶品でして。

キャラメルが、ほろ苦く香ばしくて新鮮な風味なの。

バゲットと合わせると、もう本当に最高でして…ウメーウメーと全員で呻きつつ頬張っていると、気がつけばバゲット3本分が一気になくなった。

 ツールド東北出ようぜ

うまい酒と肴で自転車談義にも花が咲く。ここで「ツール・ド・東北にみんなで出て、ひとり1コースずつ走ろう」という話になった。

 

ツール・ド・東北のコースは以下の通り。

 

気仙沼フォンド 210km

・南三陸フォンド 170km

・北上フォンド 100km

・女川・雄勝フォンド 65km

気仙沼ワンウェイフォンド 100km

 

わい(うーん、エイドでご飯の写真撮りながらだと、自分の走力なら現実的に考えて65kmコースが妥当かな^_^)

 

「じゃあ私1番短い65kmで」

といそいそと言うと

 

料理長(自転車乗り)「走れる距離走っても楽しくないじゃないですか!170kmコースでましょう、ね?

 

と、日本酒を水のように飲みながら笑顔で提案してくるわけですよ。

いやー無理無理!となりそうなもんが不思議と「それもそうだな」と。

 

走れることが分かっている距離より、走ったことのない距離を走る方がドラマがあって面白いよな!と、デスライドの血が騒いでしまったわけで。

 

そのあと

 

料理長「170kmでしょう、いけるいける。私も何度も走りましたけど、170くらいは余裕ですよ。」

 

と、いつかどこかで聞いたようなローディー独特の言い回しをするので若干不安になってしまったが。

 

 

三陸ファンド170km、獲得標高1900m 出走決定!

 

獲得標高1900m…。

え、1900mもあるの?まじ?平坦170kmじゃなくて?

 

そうか、沿岸ルートだもんね…1900mup、笑う…富士山2回分。

たぶん風も強い。

しかも時間制限10時間。

 

大会までに身体を作らねば普通にDNF(リタイア)ありうる。

 

回収車に回収されるまである(それはそれで貴重な経験だが)。

 

かつてここまでDFNが近いライドがあっただろうか。

 

しかも9月の東北は雨が多いらしく、天候によってはスーパー過酷になりそう(雨のロングライド経験なし)。

 

ツールド東北、開催9月17日(日)。

デスライド決行、楽しみだな!!!