ロード・クエスチョン〜登山と自転車と温泉と〜

旧「ロードバイク辛みのデスロード」

ロードバイク冬の服装〜マイナス2℃ヒルクライム時の装備

箱根〜大涌谷(気温マイナス2℃〜3℃)ライド時の装備の備忘録。 

ロードバイクの防寒対策はミスると低体温症になりかねないので、この日のライドのためにあれこれとそろえてみた。

たぶん今年で一番寒いライドになると思う。

 

ちなみに、私は寒さに強いほうではない。むしろ冷え性気味。

ロードバイクに乗り始めて、随分と寒さに耐性がついた気もするが、それでも一般的な女性の感覚とさほど変わらないと思う。

 

 

ライドのメモはこっち。

cyclestreet.hatenablog.com

 

防寒&汗対策でインナー2枚重ね・下半身は冬用ビブタイツ

 防寒も大事だが、ヒルクライムでは汗冷えが何より怖い。

登りでは確実に汗をかくので、速乾性で評判が高い「モンベル ジオライン」を導入。

f:id:weststreet:20170311163925j:image

 噂どおり速乾性は素晴らしく汗のべとつきをほとんど感じない。普段使いもしてみたが、外では暖かく、暖房の部屋では汗ムレが皆無で、超ーーーー快適!

価格は4500円となかなかいいお値段だが、それでもこの機能性は魅力。

インナーは色々でているけど、女性用でラウンドネックのインナーってあまりないんだよね…。

 ちなみにブラはこの上からする。

f:id:weststreet:20170311164518j:image

 ただ、薄手なのでマイナスの気温だとちと寒い。

 そこで、コスパ最強の「おたふく手袋」のインナーも重ねる。

f:id:weststreet:20170311164758j:image

 モンベルが薄手なので、インナーを重ねてもまったくかさばらない。モンベル優秀すぎ。

 

おたふく手袋は、普通のライドでも全然使えるし普段づかいでも優秀だし、とにかく安い!

ので、持っておいて損はないです。

山なしのライドならインナーはおたふく手袋のインナー一枚がコスパ最強だと思います!

 

 

本格的に寒い!風防ぎたい!っていう場合は暴風性能のあるものが良いかと。 

 

 

下半身は、「パールイズミ」のビブタイツを初購入。

f:id:weststreet:20170311164809j:image

 これが超優秀だった。

全面は防風素材、裏はメッシュで通気性よし。裏起毛。

足にもフィットしているし伸縮性もばっちり。側面はジッパーでトイレ時も困らない。

写真ではみえないけど腹巻もしてた。

 

冬ジャージ〜ウィンドブレーカーで防寒対策 

 その上から「Rapha」の冬用ジャージ(薄手)を。

f:id:weststreet:20170311164823j:image

 そして「Rapha」の防水ジャケット。

f:id:weststreet:20170311164528j:image

 後ろ姿。この2本のラインが超お気に入り。

f:id:weststreet:20170311164621j:image

 アクセサリーはネックウォーマーとイヤーウォーマー

f:id:weststreet:20170311164631j:image

 薄手のネックウォーマー(フェイスカバー)と「パールイズミ」のイヤーウォーマーで上半身は完成。

これで晴れの日は10℃〜マイナス3℃までヒルクライムは対応可だった。

むしろマイナス気温時のヒルクライムは内側がカーッと燃えるように熱く、外側がひんやりしていて気持ちいいくらい。

ただ、停車時はやはり寒く、ダウンヒルの寒さ対策のため、ウィンドブレーカーも持参していた。

f:id:weststreet:20170311192832j:image

 ジャケットの上からウィンドブレーカーを羽織ると、ダウンジャケット並みに暖かかった。それでも大涌谷の強風は寒かったがw

インナー手袋も導入

手袋は「カペルミュール」の冬用手袋を着用。暖かいのだが、走っていると手汗をかいてしまう。

一度、この手汗の冷えで平地で低体温症になりかけてしまった。末端の寒さはあなどれない。

f:id:weststreet:20170311164651j:image

 ということで「finetrack」のインナー手袋を導入。

f:id:weststreet:20170311164708j:image

「手汗はしっかりかいているのにサラサラ」という評判を聞いてはいたが、これの意味がまったくわからなかった。

自分が使ってみるまでは。

これが本当に「手汗はびっしょりなのにサラサラ」で快適な状態が続く。 

停車したときに汗でべたついて手袋が脱げないなんてこともないし、冷たく冷え切った手袋の着用も避けられる。

神すぎか。

もう辞められない。

f:id:weststreet:20170311164720j:image

 着用したらこんな感じ。

 春秋用の手袋のインナーにも使える。2回着用でほつれが出てきてしまったところだけが難点か。

ヒルクライム時はまったく問題なかったが、ダウンヒルはさすがにこれでも寒かったというか小指がちぎれてなくなるかと思った。

 

 

でもこれ以上手の防寒をどうすればいいのかわからない。手袋自体をかえるしかなさそう。これはまた来年考えよう。もう春だし。

足の防寒

 足の防寒対策は「SHIMANO」トゥカバー、足用カイロ、靴下はユニクロヒートテックのみ。

本当は「Rapha」の靴下とオーバーシューズがほしかった。

 

ホッカイロ つま先用 5足入

ホッカイロ つま先用 5足入

 

 寒さで足が回らなくなったらどうしようと心配したけど、なんとちょうどよかった。

あまり寒くないとカイロで汗冷えするし、カイロがないとつま先が凍傷になるかと思うくらい痛いときもある。

足先の防寒は難しい。

 

今回はダウンヒルが3kmのみだったが、長距離のダウンヒルだともっと対策がいるかもしれない。 

 

スポーツインナーを着はじめて、あまりの快適さと機能性に普通のインナーとは何だったのかという気持ちになる。

ダウンヒルの装備(追記2021)

ダウンヒルの時の装備追記です。

ユニクロの「ウルトラライトダウンジャケット」が超おすすめです。

 

 2900円前後で軽くてコンパクトに畳めるので(輪行袋より少し大きいくらい)、長めのダウンヒルの場合はこちらが良いです。

ダウンジャケットなので保温性がしっかりしていて、寒さに震えすぎてワケがわからん!みたいなことはほぼなくなります。

普段使いでもかなり優秀で、やはり軽くてシンプルなデザインなのがコスパいいですね。

色の種類も豊富なのがありがたい。

この性能でこのお値段なのはさすがユニクロ!と言ったところですね。

 

 

もうすっかり春日和なので、今度は春夏装備をそろえないといけない。

ロードバイクの装備が「一通り揃う」のはいつなんだ…。