2017年ロードバイク1年目の初心者が買ってよかったもの11
ロードバイクに乗り始めて1年経ってしまった。
富士ヒルに出て燃え尽き、仕事を辞め、自転車に乗りたくて湘南に引っ越し…という激動の年だったように思う。いまは自転車に関わる仕事もちょっとだけしているし、自転車乗りの知り合いも増えた。
最初の頃ほど死に物狂いで走っているわけではないが、とても良い1年だったように思う。そんなわけで、今年買ってよかった自転車関連のものを取り上げてみる。
去年のエントリーはこちら。めちゃ初々しいよ。
折りたたみ自転車「ブロンプトン」
いきなり3台目の自転車の登場だよ。
ミニベロ、ロードバイクに加えて、折りたたみ自転車も買ってしまった。しかも憧れのブロンプトン。
納車したてでいまウキウキだよ。
ほら、かわいい。
湘南に引っ越してから、週1で都内に出ないといけなくて、乗り換えの煩わしさを解消するために折りたたみ自転車が欲しくなってしまった。
DAHONやcarry meなど候補に入れつつも、折りたたみ機能の優秀さ、折りたたみ時のコンパクトさ、見た目のカッコよさでブロンプトンに決定。
納車2週間くらいだけど、輪行アンドゆるぽた最強の自転車だと思う。
評判どおり、折りたたんだ時にスーツケース大になるのはありがたい。今年はロードバイク輪行の風当たりが強いように感じたが、自転車はやはり他の人にとっては邪魔だし、自分達もできれば電車に持ち込みたくない。
ただ、ブロンプトンであれば一見自転車だとは分かりにくいほどの大きさになる。
そして、折りたたみやすい。畳むのも広げるのも1分。輪行袋に入れるのも手間取らない。
輪行に関するあらゆる工夫が細部までほどこされているし、専用バッグも超おしゃれ。専用パーツもたくさんあってカスタムの可能性も無限大。
所有する楽しさを最大限に味あわせてくれる自転車だと思う。
走行性能はやはりBD-1とかあのへんの本気走り対応の折りたたみ自転車には負けるが、普段数キロ走る分には十分だと思うし、街を走る整備されてないクロスバイクやシティサイクルよりはもちろんよく走る。
重鎮ブルベライダーは「ブロンプトンでも100km余裕で走れるよ」と、かつてロードバイクで聞いたことがあるようなことを言っていたけれど、走れるだろうけど余裕ってことはないと思う…。
折りたたみ自転車、とてもよい。来年はこれで旅行に行きたい。
コンデジRX100M3
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: エレクトロニクス
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いまやiPhoneXなどスマホでも驚くほどの画質なんだけど、自転車に乗っているとスマホの取り出しがめんどくさい。
そして落とす(2台割った)。
そんな理由で買ったコンデジだったけど、カメラのセッティングに時間がかからないというのは思っていたよりも快適でストレスが減った。
一眼が欲しい時期もあったが、私の体力で一眼をかついで走るのはリスキーなので、これで丁度良かった。
グルメや人、近くの風景を撮るのには十分だが、絶景を撮るにははやり足りないかなと思うこともある。
オルトリーブ サドルバッグM
余計なものを持たない、基本引き算の考え方であるロードバイクだが、サドルバッグに関しては大は小を兼ねておいた方が良いと思った。
一年通して分かったが、ロードバイクは夏も冬もたいして荷物の量がかわらない。
冬は防寒具でかさばるし、夏は熱中症対策で小物が多くなる。
そんなとき「オラヨット」となんでも放り込める容量のあるサドルバッグは本当に便利だった。
あと、1泊程度の自転車旅行やイベントでは本当に活躍した。
すぐに持ち出す可能性が多いものはサドルバッグに、宿泊時や移動時にしか使わない物はバックパックに荷物を分けておくとよい。
夏場はボトルケージが2つとも埋まってしまいかさばりがちな輪行袋の行き場に困っていたが、輪行袋が入れられる大きさというのもよい。
モンベル フロントバッグ
R250(アールニーゴーマル) ドラム型フロントバッグ ブラック R25-K-FRONTBAG-BK ブラック
- 出版社/メーカー: R250(アールニーゴーマル)
- メディア: スポーツ用品
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サドルバッグほど活躍の場はないが、これも旅行や特別なロングライド時は活躍した。
サイクリング中に物をサドルバッグから出し入れするために立ち止まるのは何気にストレスだったりする。
フロントバッグは、補給食やカメラ、鍵など頻繁に出し入れするときに乗りながら「ひょい」とすぐに取り出せるのが良い。ゴミもこの中に入れる。見た目より大容量で、着替えなんかも入る。
シートポストバッグも買ってはいたが、膝に当たるのがストレスでやめてしまった。本当は良いシートポストバッグが欲しい。
輪行袋 モンベルコンパクトリンコウバッグ
[モンベル] mont-bell コンパクトリンコウバッグ 1130424 GRPH (GRPH)
- 出版社/メーカー: mont-bell(モンベル)
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最初に買った輪行袋は「オーストリッチ」だったが、意外と大きく、小さくたたむのが大変だった。一度、畳みきれていない大きさでボトルケージに収納していたら、輪行袋の落下とともにタイヤに挟まって落車してしまった。
以来、この輪行バッグを使っている。
「オーストリッチ」よりも一回り小さく、エンド金具なしでも使える。つまり荷物が減る。
巾着型の被せる袋なので、持ち方やしまい方によっては、ハンドルが袋から飛び出してしまうこともあるので、取り扱いには注意が必要。
あと、ホイールのクランクキャップなど付属品が輪行中に落下すると回収に困難を極める。実際慣れない時に二回落として駅のホームまで探しに出たことがあるが、みつかなければそこで試合終了になるのでキャップやネジ系はきっちり締めてから使うべし。
引っ越してから輪行することも激減してしまったが、ロングライド時などいざという時のためにやはり持っておきたい。
Raphaジャケット
一時期raphaがものすごく欲しくて買い漁っていた。見た目もいいが、やはり機能性を犠牲にしていないところがよい。
このジャケットは「寒くない、そして暑くない」。ウィンドブレーカーだと「寒いと思っていたのに、気がつけば汗で蒸れてビショビショになっていた」ということがあったが、このジャケットにはそれがない。
明らかに暑すぎる時はのぞくが、5度前後の気温調節機能はとても優れていると思う。
新作の方が背中に熱を逃がすメッシュ折りになっているので、そっちの方が機能性はいいかも。欲を言えばポケットが欲しい。
FINETRACKインナーグローブ
finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201 BK(ブラック) M
- 出版社/メーカー: finetrack(ファイントラック)
- メディア: ウェア&シューズ
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冬の手汗冷え問題に悩んでいたが、これでほぼ解決した。
冬は走り始めると気温によっては体が温まる15分〜手汗をかきはじめる。ここで放置すると後々の休憩後に手の汗冷えで恐ろしいことが起こってしまう・・・のは昨年経験したので、冬はいかなる箇所をも汗対策したほうがよいと思った。
詳細は過去エントリーでも書いた通り。手汗をかいていてもなぜかべったりしない、サラサラ状態が続く。この機能性、科学の力の勝利を感じざるを得ない。
vivosmart HJ
GARMIN(ガーミン) アクティブトラッカー 活動量計 vvivosmart J HR+ BLACK ブラック 心拍 歩数 防水 GPS【日本正規品】 195563
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- 発売日: 2016/08/02
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ガーミン820jを買うとともに、心拍の乳バンドが嫌で心拍計代わりに買った。
電池の持ちもよく、心拍転送モードにしていなければ1週間ほどはもつ。
心拍転送モードにしていても1日はちゃんともつ。
とはいえ、心拍をもとにした走りなんて大したしていないので、どちらかというと1日の運動量を図る目安として機能している部分が大きい。
一時期減量に燃えていたので、どれくらい歩いたか、消費カロリーはどれくらいかが把握できて自己管理に役立った。
普段腕時計をしないが、時間ももちろん見られるので、時計としても便利だった。
【冬用】 パールイズミ サイクルタイツ クイックビブ付ロングタイツ
(パールイズミ)PEARL IZUMI WT65003DNP サイクルタイツ クイックビブ付ロングタイツ [レディース] WT65003DNP 7ブラックS WT65003DNP 7 ブラック S
- 出版社/メーカー: PEARL IZUMI
- 発売日: 2017/07/26
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ビブタイツというと「トイレの時に全脱ぎしないといけなくて不便」というのがあるが、これは上下の取り外しが可能なセパレートタイプで、そういった不便さがない。
さらに、裏起毛で表は防風機能付き。上半身も裏起毛なので、とても暖かかった。ただ、極寒用、ガチ冬装備としてしか使ったことがないので、5〜10度くらいの気温で使うとどうなんだろう、というのはある。
国産メーカーの「パールイズミ」だけあって、フィット感、サイズともに申し分なく、こういうところも快適だった。海外ウェアは裾の長さが合わなかったり、日本の気候とは微妙に対応機能が違ったりすることがあるので・・・。
【夏用】パールイズミ コールドブラックUVタイツ
(パールイズミ)PEARL IZUMI W2283DNP コールドブラックUVタイツ W2283DNP 3 ブラック M
- 出版社/メーカー: PEARL IZUMI
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: ウェア&シューズ
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冬タイツがよかったので、夏もパールイズミも購入したが、これもとてもよかった。
真夏日に普通に履いていると恩恵を感じづらいが、水をかぶったり、少し涼しい場所にいくと下半身がびっくりくらい冷たく感じる。
夏はこれ1枚で乗り切ったが、パットの形が合わない疑惑がちょっとある。サドルかえて解決するなら、来年も使いたい。
アソスのビブもいいと噂なので使ってみたい。
日焼け止め:Wako's「トップアスリート サンプロテクトファイター」
詳細は過去エントリに書いたとおりだが、耐水性は間違いなく過去最強クラス。
ところで夏場って、汗(というか塩)と砂埃とで顔がザラザラになってしまうので、塗り直しがめんどくさくさい。
美白!絶対焼きたくない!とかにこだわりはないが、夏場の太陽は疲れやコンディションに影響するので日焼け止めはやはりあった方がいいと思う。
買ってないけど一番よかったのは「カーボンホイール」
神様がくれたカーボンホイール、メーカーもわからないけど、ショップでは「よく回るいいホイール」と評判もよく、何より軽いのでとても恩恵を受けている。
やはり足回りは影響が大きく、登りの苦痛が激減した。アップダウンの道であれば楽しく登れる時も出てきたのは自分的に大きな変化だと思う。
何よりディープリムホイールは見た目がかっこよく「なんとなく走れそうな人」に見える(実際は置いておいて)。
神カラーの赤青タイヤも、最初は合わないかと思ったが、没個性になりがちなビアンキに華をそえてくれている。とりあえずかぶっているのを見たことがないのでとても気に入るようになった。
クリンチャーのパンク経験がないままチューブラーになり、やはり今もパンクはしてない。
ただやはりネタには弱いので来年はゾンダでも買おうかなー。
自転車の楽しさは非日常にある。自転車キャンプ初体験
ブルベ伊豆200kmでることになった。
で、その湘南ブルベ主催してる方々から「キャンプやってるからおいでよ」とお誘いをいただき、初めての自転車キャンプを体験することになった。
といっても、私の家から近所なうえに、キャンプ用品は何も持っていないのて、立ち寄っただけ。
顔だしただけ。
のはずなんだけど、16時から21時くらいまでひたすら飯を食うだけの仕事をすることに(また食うネタだよ)。
柳島キャンプ場に向かう
人をダメにする海岸。
私が勝手にそう呼んでいるだけだが、湘南海岸のゆるさは、労働意欲を全て奪い取って行く。
遊びに来た自転車乗りをここに連れてくると、大抵こういう。
「うわー、明日から働きたくねー、東京戻りたくねー」
夕焼けの湘南海岸も最高だった。
かっこいい自転車を撮ろうとしてかっこ悪くなるローディーの姿。
自転車キャンプはじまる
海岸からぐるっと回って、柳島キャンプ場に到着。
それっぽい自転車と、今夜の宿らしきものを発見。目標は近いぞ。
と、その前に自転車をチェック。
荷物を積んだバイクパッキング状態を見たかったけど既に荷物は下ろした後だった。
これは、ブルベのおにぎりというやつでは。初めてみた。
キャンプでカレーを作ってはいけない
私のようなキャンプ初心者だと、キャンプの食事の定番はカレーになる。
が、百戦錬磨の猛者からするとカレーはタブーらしい。
理由は、
・カレーを作ると、片付けが大変で調理器具を使い回せない
・カレーだけでお腹いっぱいになってしまう
・夜ほかにする事がなくなる
かららしい。
たしかに…。
自転車クッキングコース始まる
すでに調理を始めていた皆様と合流。今日は我々以外全員ブルベライダーよ。
さあ、食べよ食べよと席につくも、自分のお箸とか持ってきてなかた借りることに。そうだ、キャンプなんだから何でもあるわけじゃないんだった!
しらすとキャベツのサラダ。これ激ウマ!
twで見たメニューをアレンジして作ったらしい。キャベツに熱湯かけて、オリーブオイルと味の素少々、しらす加えて完成の簡単料理らしい。
ほんとはごま油でもいいらしい。
豚肉スペアリブが炭火で焼けていく〜。これも味付けしっかりされててめちゃうまい。あと、火が暖かい。
日が暮れてから冷え込みが厳しくなってきた。
女性ブルベライダーのピナレロ。
さーまだまだ料理は続くぞ。私は食うだけだが。次はレンコンのチーズ焼きだ!
のせろー!やけー!チーズ焦げ目が香ばしくてうめー!
次も謎のイタリアのチーズだー!
しいたけを焼くぞー。
チーズ乗っけて炭火で焼くぞー。かーっ、焼きしいたけチーズうんめえ。
次はチーズそのものを焼くぞー。焼きチーズかー?蓋をするとー?
なんかおもてたんとちゃうものきたw
「焼きすぎちゃったね」なんていいながら、もうこのまま焼いて一枚にしちゃおうぜ、なんつって。
チーズのチーズ焼き!あっさりチーズが香ばしチーズになったー。
次は雑魚とチーズ混ぜて焼いたやつ。カリカリパリパリで楽しい!
チーズ峠はひと段落ついたかな。それはそうと6人くらい来るはずが集まったの3人だったからめちゃんこ歓迎された。こんだけ作るものあればそりゃ消費しないとだしね!
まだまだ続くキャンプ料理。
牡蠣とあさりのアヒージョ。しょっぱくてうまー。
やっとこさ私に仕事が回ってきた。
ししゃもを焼く係である。あみにひっついて卵が産卵されていく。
この辺りになると、「いかに持ってきた食材を早く使うか」の戦いになってくる。なんせみんなは自転車に積んできているから、帰りの荷物は減らしたい。誰が早く調理を完成させるかのポジション取りになってきた。
そういうわけで、普通の牡蠣の蒸し焼きに大量の白菜が投入される。
さらに、全員に「満腹」という気配が見えてきた。みんなにこやかだが、とにかく食材使い切りたいという静かな気迫が感じられる。
もちろん私はすでに満腹である。
先に食材を使い切ったT中さんに対し、T橋さんは強硬手段にでた。
「全部載せじゃー!!!」
全部載せ鍋が完成した。
女性ライダーは「わーいい匂い、おいしそー」というものの、箸を一切つけなかった。
こうして、夜は更け、私は近所なのでそのまま帰宅。みんなはテント泊。
ちなみに、余った食材をいくつかいただいた。モヤシ、オリーブオイル、などなど。
これだけたくさん食べても、さすが自転車乗り。肉、海鮮、野菜メインの料理ばかりの高タンパク低カロリーのメニューであった。
学生の時なんかはキャンプなんて大嫌いだったし、少し前まで「キャンプなんてなんで不便で綺麗でもないとこでワザワザ飯食わないといけないの?」なんて思っていたのに、今はこういうのが楽しい。
不便だから工夫する、限られたもので快適に過ごすために考える。失敗もするけど、次はこうすればいいかも?と解決手段を考える。答えがない冒険のようで、自転車の楽しさもこれと似ている。
大人になって、金さえ出せば何でも手に入るようになった今だからこそ、揺り返しのようなものが来ているのかも。
旅行は日常から離れるから癒しになるが、旅行しなくても自転車やちょっとしたギアがあれば一日非日常体験が作れてしまうなーなんて思った。
大人になってこういう趣味に出会えて本当にラッキーだな!
【プロ指導】サドルと膝の痛みを解決しようとしたら原因はサドルじゃなかった話
サドルを戻したり、高さや前後位置をいじったりしているうちに、もはや何がなんだかわからなくなってしまった。
相変わらず乗ると痛いし、何だか足の力が逃げているような気がする。もうどうすれば良いかわからないよパトラッシュ。
そんな困ったちゃんな私に、プロチームの監督をしている管さんという方がフィッティングと相談に乗ってくれることになった。
バイシクルクラブのフィッティング特集によく登場した、表紙にもなっている、プロチーム監督兼、カメラマン兼、ライター兼、モデル。しかもスペイン語ペラペラでしかも写真のとおり超イケメン。
天は…何物を与えてしまったんだ…。
ところで、私はフィッティングというからには足の長さやら角度やら色々測って、あれこれチマチマ調整するもんだと思っていた。
ところが今回、何の計測もせず、私の走りの悩みと課題とその原因の大半がわかってしまったのである。
管さん「まず、何を目指していますか?それで変わります。レース?巡航速度2kmあげたい?」
何を目指しているか。うーん、目の前では、尻と膝が痛くならない走りをしたい!レースは出ない!
と、お伝えすると、基礎の基礎を知っておく必要があるという。それを知っておかないと、自分で改善できないから、と。ペダリングと全身の筋肉の理屈を教えてもらう。
ペダリングは大きく2種類あるよという図解を描いてもらう。
そして足の話、と思いきや、大事なのは上半身だよ!というところに行き着いた。
「膝の痛み」を感じたら脱初心者のチャンス!?ハンドルの握り方で変わるフォーム改善 | FRAME : フレイム
と、前置きが長くなったけど、講習内容があまりにも斬新だったので一部内容をFRAMEさんで記事を書いたよ。
ざっくりいうと、尻と膝が痛い原因は姿勢でハンドル押しすぎでした、あと腹筋足りないねがんばろ!ということ。
なお、この後管さんと一緒にツーショット撮ったけど、わたしの顔があまりにでれでれしててヤバかった…。
「次はバランス講習うけてね」と言われてるので、受けちゃうかも。レポートは気が向いたらまた!
クロスバイクでパン屋6件を巡る「ツール・ド・ブーランジェリー」に参加してきた
最近食べてばっかりだけど、今回もパンを食べるライドだよ!
イベント「ツール・ド・ブーランジェリー」の運営で参加してきたよ!
一般女性にスポーツバイクに乗るきっかけを作るにはどうしたら…?ポタリングがいいんじゃない?っていうところから始まった企画らしく、都内の人気パン屋を6軒巡ることに。
距離は10km。
AM7:00に集合してスポーツバイク講習
参加者にそれぞれ自転車を手配して、メカニック石橋さんとプロチーム監督の管さんが、 乗り方をレクチャー。
なお、私にもクロスバイクが手配されていた!わーいスペシャのクロスバイクだ〜。クロスバイク乗るの初めて〜。
わい「あ、ディスクブレーキのクロスがある!乗りたい」
スタッフ「あれは違う人が乗るのでだめです」
わい「はい」
石橋さん「大きくまたぐのは大変なので、乗るときは自転車を斜めにしてくださいね」
わい「へ〜、知らなかった…ロード乗る時よいこらせーって大股開いて乗ってた」
スタッフ「まじで!?」
わい「えっ、うん。だってそんなの教えてくれないでしょ…」
そんなこんなで、我々Aチームは早速出発だー!私は殿と、次のBチームとの間隔調整役だよ。まさか運営で入ると思ってなかったからコース試走してないんだよな〜、ドキドキしちゃうな!
1軒目 三宿「ブーランジェリーボネダンヌ」
10分くらいで着いた!パンガイドさんがパンの解説をしてくれる。もうみんなわっくわくだね。
店内もかわいいな!
ドライフルーツ好きとしてはチョコとフルートのクリームサンドを選ぶしかない。
あとお腹ペコペコだから朝ごはんにクロムムッシュもね。
このクロムムッシュ、チーズたっぷり、中にジューシーなベーコンでむちゃうまかった…。なお、誘導の時間でゆっくり食べられなかったので、止まったスキに食べていた。
2軒目 レサンクサンス
はい、2軒目もすぐ到着〜。私は後発B班に追いつかれてやや焦っていた。
ここは食パンが美味しいらしいんだけど、予約しないとダメらしく断念。あーここのパンもどれも美味しそうすぎる。
またしてもドライフルーツ入りのパンを買ってしまう私。ずっしり、ぎっしりのドライフルーツ系(特にレーズン入り)が好きなんだよ…。
スコーンも菓子パンも気になるが、まだ4軒残っているし。また来よう…。
3軒目 スドウ
超人気店のスドウ。前回は満員で入れなかったらしいが、今回はギリ並べばいけるかも?ということで続々と並ぶ。
私は後続との調整があったから買えなかったけど…。
このあんぱん食べたかったよおおおお!
また…絶対くるから…。
なお、今回自転車を提供してもらったGIANTの社員の方も自前のMTBで参加。しかもライドのサポートまでしてくれた(お客様なのに…)。
しかも、あとでMTBも試乗させてもらった…。
「弊社のサドルいいのでてますよ」
4軒目 グリオット
次は、以前も訪れたグリオット。今回はここの地下のカフェでお茶休憩よ〜。
ここは自然光が入るからパンが写真映えして美しいね。
今日はチョコチップぎっしりのグリオットにしましょう。
カフェタイムでゆっくり〜といいたいところだけど、自転車の見張りがあるからちょっとかじってポケットにINしてすぐに出てしまった。
カフェから上がったら、またパンが追加されていた。うーん、惣菜パンもおいしそう。
5軒目 トシオークーデュパン
バゲットで有名なトシオさん。
5件目ともなると、甘いパンか惣菜パンか本気で悩む。
店員さんのおすすめですよ、の一言で、でっかいベーコンが入ったバゲットサンドイッチに決定。やっぱりここのバゲットはうまい。
6軒目 クピド
ここは店内撮影禁止、ということで外観だけ。最後のお店ということで、後続と撤収スタッフと連絡を取り合うため購入は断念…しようと思ってたんだけど。
ガイドの「ここのマロンブレッドが本当においしくて!」「ここはどのパンもとっても美味しいんですけどね!」の一言でもうだめ。
ハニー&チーズのパン。はっきりいって圧勝。これまで食べたパンの中で一番うまかったかもしれない…。めちゃくちゃ美味しい。
フランポワーズも帰ってから食べたけど、めちゃくちゃうまかった…。なんだこれ、パンってこんなに美味しいの。美味しいんだけど、想像を絶するうまさ。
あまりにも「う、うまい!めちゃくちゃうまい!!」と言いすぎて、すでに移動したあとだったのにGIANTの人が「やっぱ買ってくる」と戻ってしまったw
ラストはONIBUSコーヒーでカフェタイム
最後はONIBUSコーヒーで集合して解散!このコーヒー屋さんの雰囲気も素敵や。
常連のお客さんが長次郎くん(犬)を連れてやってきたので、もふもふ。
わい「あら〜オシャレでちゅねー、よしよし、あ〜かわいいねえ、そうなのそうなの(1オクターブ高い声)」
と、いつも犬を構っている口調でもっふもっふしていると、連絡用BONX(トランシーバーみたいなやつ)から
スタッフ「あの、キコさん、声全部入ってるから…」
ひえっ、すみません(恥)。
最後はそろって記念撮影。
長次郎くんも入ってもらった。
こうしてRaphaのバックパックの拡張機能も使うほどぱんっぱんにパンを詰めて(ギャグじゃないです)、無事パンライドは終了。
参加者も「自転車だとたくさんパン屋回れていいね!便利だね!」と楽しんでいてよかった。
今回クロスバイクに初めて乗ったけど、街乗りだとちょうどいいな!
なお、帰ってからうちの犬がレーズンパンを盗み食いしてひと騒動だった…。
来週は湘南のパン屋巡りかな!(また食うのか)
湘南、快楽の朝飯ライド!漁港グルメ&お洒落パン屋巡りじゃ〜
ついに湘南に引っ越した。自転車に…乗りたくて。
引っ越しすると、隣町、隣隣町に住んでいる自転車乗りと交流ができ「朝練やろうぜ!」という流れに。
しかも全員女性!あたくし、女性だけのライド初めて〜。
ではここで湘南朝ライドのメンバー紹介だ!
ボス(自転車:LOOK)=グルメに詳しい大磯在住の某編集長。激坂や3000up級の峠を登らそうとしてくる。「私は行かないけど」が口癖。
Cheeさん(自転車:NEILPRYDE)オフロード大好きの自転車マニアのMTB乗り。心優しい剛脚。ダウンヒル専門。生まれも育ちも平塚、湘南は庭。
AM7:00二宮駅前集合
二宮に7時集合ね!ということで私5時起き。明け方の薄暗い中、国道1号線をちゃりちゃりと。湘南はとりあえず海沿い走っておけばどうにかなるのがいい。
途中でCheeさんと合流して、集合場所のコンビニでボスを待つ。
少しして、咳込みながら涙目で土気色の顔になったボスが到着。いきなり死にかけでの到着である。
喘息なうらしく、体温まるまでゆっくり走ってくれというオーダーが入る。
ここから10kmほどで朝ごはんの小田原漁港だー(私はすでに20km走っているが)!
小田原漁港で海鮮朝ごはん
我らもう腹ペコ。小田原漁港まで一直線。先導Cheeさん、殿はボスで、道案内も後方の車停めも完璧で、超快適なんだけど…。グループライドっていいな…。
さて、朝ごはんは魚市場食堂。ここ昼はものすごい行列なんだけど、さすがに朝イチは空いてる。漁港の2階にあって、濡れたコンクリ床でクリートが滑る滑る!
このマーカーで書き散らされたメニューの魅力的なことよ…。
何にするか猛烈に悩む。カキフライもいいが、名物のアジのフライも捨てがたい。
食堂内。TVからバラバラ殺人のニュースが流れているが、それとは裏腹に、我々のテンションは異様に高い。
飯だ飯!私はすでにここまで30km走っていて、もう腹ペコだよ!
結局、三色丼にした。まぐろ、ぶり、イカの三色よ〜。
心優しいCheeさんがカキフライを一個くれた。あつあつの揚げたて!ホクホクしながら食べる幸せ…牡蠣も新鮮でうまー。
ブリ!ぷりぷりのブリだよ。
明らかに餌付けされて丸々と太った野良猫。
眺めていると「なんや」という顔で睨まれる。
Cheeさん「やだなー、あなた達のご飯取らないわよ!いまお腹いっぱいだし」
ボス「お腹いっぱいじゃなきゃとるのかよ」
https://tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14003533/
食べ終わったら漁港で試乗会
朝ごはんの時に自転車の話で盛り上がったので、お互いの自転車乗ってみようぜ!ということに。
私のチャリに乗るボス。「んー、ちょっと硬いかもね。でもいい自転車よ。あとハンドル小さいかもね」
ボスのチャリは白のLOOK!柔らかくて乗り心地がめちゃくちゃいい。振動を全然感じない。
CheeさんのチャリNEILPRYDE(写真裏側だった)はとにかく軽い!そして漕ぎ始めたらグイグイ進む。やばい。めちゃいい。
朝ごはんも食べたし、 国道1号線は走りたくないからちょいと回り道して帰りますか。
ということで古参地元民にナビを全任せ。
ボス「ここ通ると激坂があるよ。私は行かないけど」
ボス「ここまでいくと峠登れるから2人をそこまで見届けるね、私はそこからは行かないけど」
と、なぜか坂を勧めてくるのに絶対に行かないというボス。
裏道を通り、煩わしい公道とはおさらば!アップダウンのある丘をのぼって、湘南の海を一望する。
そしてボスおすすめの線路沿いの道。
ジェットコースターみたいで楽しい〜!鉄道マニアのボスは、電車が通るたびにキラキラした目で電車を眺めている(普通の東海道線なのに…)。
いくつか丘を登ったところで、なんだかまた腹が減ってきたぞ…。
とそこで、Cheeさんの「私、山下いきたい」という一声により、二宮のパン屋さんへいくことに。
ブーランジェリーYamashitaへ
パン屋へ行くまでにまさかオフロードを走ることになるとは…。ほどなくして、二宮の路地沿いのパン屋に到着。
な、なにこのお洒落なパン屋!おとぎ話に出てきそうな可愛さ、森の小屋って感じの雰囲気。本当にジャパンなのここは…。
サイクルラックもある!
ボス「私が置いてっていったんですよね〜。サイクルラック置かれてからきてなかったわ〜」
Cheeさん「それにしてもビアンキって絵になるね」
私もそう思う^^!
パンの販売スペースは3畳ほど。順番に並んでパンを買う。奥のカフェスペースで食べる場合は、飲み物もここでオーダー。
パンどれも美味しそう…。また絶対にくる…。
カフェスペースも素敵すぎる。
1日中いたい。
環境も静かだし、お客さんたちもくつろいでいる。
私が求め描いていた湘南ライフがそのまんま出てきたかのようだ。
ゴルゴンゾーラのパンと、蜂蜜ミルクのパン。
齧るとゴルゴンゾーラチーズの香りがぶわっと口に中に広がる。ワインとかと合わせるとうまいやつだ。
食べながら、あそこのお店もおいしい、あそこの珈琲屋もいいよ、という話が尽きず、次週も朝ライドやろうということに。次回は湘南朝パン巡りかな?
女性のライドって「おいしいもの」と「快適な道」をひたすら求める「快楽ライド」っていう感じがあっていいなw
速く走れるとか、強度が高いとか、ほんまどうでもいいんじゃー!うまいもん食いたいだけなんじゃー!(わかる)
といいつつ、合計70kmほど走り、朝ライドといいつつ帰宅したのは13時過ぎなのであった。朝練とは…。
うまいものたくさん食えたからよし!