この坂がマゾい!飯能峠ヒルクライムデスライド
市内の7割が山ってことで、ほとんどの道が登りか下りだったね。
今回はマゾかった飯能の峠3つを紹介するよ。
コース予定はこちら!
ダムは時間なくていけなかった。
マゾ度1位!斜度10%☝️連続つづら折地獄「高山不動尊参道」
杉林の続く美しい参道。
緩やかな坂から始まり、これぞ「山」という景色が続く観光名所。
序盤は景色を存分に楽しむ余裕があるが、中盤からは斜度10%越えのつづら折の坂が何度も、何度も何度も、何度も!!!現れるスーパーマゾ坂。
発砲には注意しような!
景色は本当ーにいいのよ。
ただ中盤からそれどころではなくなる。
この曲がった先にあるのも坂だし?
これこれ、これが辛い。
同じように見えるけど、違うつづら折だよ🤗✨
曲がっても曲がっても曲がってもお迎えしてくれる激坂。
箱根よりはるかにきついんだけど?
ここで力尽きた。
散策している人に「頑張って!」と声をかけられる。
辛そうに見えたかな?見えたよね。辛かったしね!!
限界突破したあたりで、ようやく高山不動尊到着。
気がつけばこんなにも高いところまで来ていた。
バイクをとめて、高山不動尊本堂にあがる。
のだが、徒歩でも激坂。
この石段をビンディングシューズで上がるのまじきつかった。ここでも違う筋肉の乳酸を生成してしまった。
マゾ度2位!精神力で勝負しろ👊心を折りにくるタイプの「天目指峠」
厨二力高いネーミングとして有名らしいこの峠。
勝負して負けた。惨敗。
そこそこの斜度はまだいいんだけど、これから登らされる坂がほとんど可視化されてるの、まじでメンタルに来る。
下 今いるところ
真ん中の土手の部分 次登るところ
上のガードレール 次の次に登るところ…
心が折れた人の図。
マジで折れた。
「もう山は向いてない、もう登らない、今後登らない!そういう肉体じゃない!」
と峠のてっぺんで泣いた。
桐島、ヒルクライムやめるってよ。
熊にも注意しような!
マゾ度3位!山は甘くない「山伏峠」
そうだね、山は甘くないね。
名栗の案内板の横にある登山杖らしき「なぐりづえ」。
ネーミングがじわる。
天目指峠で心ぽっきりになった私は、しおいんですけどのへるはうんどさんの提唱するインナーロー教団に入団した。
峠に入るとインナーローにセット。
どんなにゆっくりでもいい、ケイデンスも速度もあげず、こけないように、心拍もあげず、踏まずに坂をみちみちと登るスタイルだ。
斜度がきついところだけダンシング。
みちみち、みちみちとゆっくり峠を登る。
背中が爆発しそうになりながらも、山伏峠をクリア。
標準的な峠だったので許した(何を)。
途中、たくさんのバイク(エンジンがついてるやつ)とすれ違った。
わい「バイクの人らから見ると、我々人力はどう映るかな?」
K「頭おかしい、とかでは。それかちんたら走って邪魔だなとか…?」
わい「やっぱり?自分でもそう思う」
インナーローだと会話する余裕も生まれる。
足つきなしで登れたので写真はない🤗✨
以上が、本日登った飯能峠3つであった。
CAFE KIKIで遅めのランチ
走り終えたらもう15時。
飯能といえば、店主がロード愛に満ち溢れているCAFE KIKI。
到着すると、補給の足しに、と塩羊羹をもらった✨
彩りカレーと
坂登り丼!
追加でフレンチトースト ア・ラ・モードとコーヒー。
どれも疲れた身体に染み渡る美味しさだった。
私はコンデジで湯気がとれることに密かに感動していた。
CAFE KIKIさんは、飯能のいたるスポットでサイクルラックを提供していた。
天目指峠にあったこれもそう。
ラックにステッカーが貼ってあるのはCAFE KIKIさんの寄贈だそうで、ロードへの愛を感じるー。
飯能は全体的に地味な景色ではあるけれども、登れる峠満載で非常に満足度が高いな🤗✨✨✨
あと、私は花粉症ではないが、帰る頃には目の中が花粉だか砂だかでゴロゴロしてた。
ロードバイク冬の服装〜マイナス2℃ヒルクライム時の装備
箱根〜大涌谷(気温マイナス2℃〜3℃)ライド時の装備の備忘録。
ロードバイクの防寒対策はミスると低体温症になりかねないので、この日のライドのためにあれこれとそろえてみた。
たぶん今年で一番寒いライドになると思う。
ちなみに、私は寒さに強いほうではない。むしろ冷え性気味。
ロードバイクに乗り始めて、随分と寒さに耐性がついた気もするが、それでも一般的な女性の感覚とさほど変わらないと思う。
ライドのメモはこっち。
防寒&汗対策でインナー2枚重ね・下半身は冬用ビブタイツ
防寒も大事だが、ヒルクライムでは汗冷えが何より怖い。
登りでは確実に汗をかくので、速乾性で評判が高い「モンベル ジオライン」を導入。
噂どおり速乾性は素晴らしく汗のべとつきをほとんど感じない。普段使いもしてみたが、外では暖かく、暖房の部屋では汗ムレが皆無で、超ーーーー快適!
価格は4500円となかなかいいお値段だが、それでもこの機能性は魅力。
インナーは色々でているけど、女性用でラウンドネックのインナーってあまりないんだよね…。
(モンベル)mont-bell ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ Women's 1107575 BK ブラック M
- 出版社/メーカー: モンベル(mont-bell)
- メディア: ウェア&シューズ
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ちなみにブラはこの上からする。
ただ、薄手なのでマイナスの気温だとちと寒い。
そこで、コスパ最強の「おたふく手袋」のインナーも重ねる。
モンベルが薄手なので、インナーを重ねてもまったくかさばらない。モンベル優秀すぎ。
おたふく手袋は、普通のライドでも全然使えるし普段づかいでも優秀だし、とにかく安い!
ので、持っておいて損はないです。
山なしのライドならインナーはおたふく手袋のインナー一枚がコスパ最強だと思います!
本格的に寒い!風防ぎたい!っていう場合は暴風性能のあるものが良いかと。
下半身は、「パールイズミ」のビブタイツを初購入。
これが超優秀だった。
全面は防風素材、裏はメッシュで通気性よし。裏起毛。
足にもフィットしているし伸縮性もばっちり。側面はジッパーでトイレ時も困らない。
写真ではみえないけど腹巻もしてた。
(パールイズミ)PEARL IZUMI WT65003DNP サイクルタイツ クイックビブ付ロングタイツ [レディース] WT65003DNP 7 ブラック L
- 出版社/メーカー: PEARL IZUMI
- 発売日: 2016/09/05
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冬ジャージ〜ウィンドブレーカーで防寒対策
その上から「Rapha」の冬用ジャージ(薄手)を。
そして「Rapha」の防水ジャケット。
後ろ姿。この2本のラインが超お気に入り。
アクセサリーはネックウォーマーとイヤーウォーマー
薄手のネックウォーマー(フェイスカバー)と「パールイズミ」のイヤーウォーマーで上半身は完成。
これで晴れの日は10℃〜マイナス3℃までヒルクライムは対応可だった。
むしろマイナス気温時のヒルクライムは内側がカーッと燃えるように熱く、外側がひんやりしていて気持ちいいくらい。
ただ、停車時はやはり寒く、ダウンヒルの寒さ対策のため、ウィンドブレーカーも持参していた。
ジャケットの上からウィンドブレーカーを羽織ると、ダウンジャケット並みに暖かかった。それでも大涌谷の強風は寒かったがw
インナー手袋も導入
手袋は「カペルミュール」の冬用手袋を着用。暖かいのだが、走っていると手汗をかいてしまう。
一度、この手汗の冷えで平地で低体温症になりかけてしまった。末端の寒さはあなどれない。
ということで「finetrack」のインナー手袋を導入。
「手汗はしっかりかいているのにサラサラ」という評判を聞いてはいたが、これの意味がまったくわからなかった。
自分が使ってみるまでは。
これが本当に「手汗はびっしょりなのにサラサラ」で快適な状態が続く。
停車したときに汗でべたついて手袋が脱げないなんてこともないし、冷たく冷え切った手袋の着用も避けられる。
神すぎか。
もう辞められない。
着用したらこんな感じ。
春秋用の手袋のインナーにも使える。2回着用でほつれが出てきてしまったところだけが難点か。
ヒルクライム時はまったく問題なかったが、ダウンヒルはさすがにこれでも寒かったというか小指がちぎれてなくなるかと思った。
でもこれ以上手の防寒をどうすればいいのかわからない。手袋自体をかえるしかなさそう。これはまた来年考えよう。もう春だし。
足の防寒
足の防寒対策は「SHIMANO」トゥカバー、足用カイロ、靴下はユニクロのヒートテックのみ。
本当は「Rapha」の靴下とオーバーシューズがほしかった。
寒さで足が回らなくなったらどうしようと心配したけど、なんとちょうどよかった。
あまり寒くないとカイロで汗冷えするし、カイロがないとつま先が凍傷になるかと思うくらい痛いときもある。
足先の防寒は難しい。
今回はダウンヒルが3kmのみだったが、長距離のダウンヒルだともっと対策がいるかもしれない。
スポーツインナーを着はじめて、あまりの快適さと機能性に普通のインナーとは何だったのかという気持ちになる。
ダウンヒルの装備(追記2021)
ダウンヒルの時の装備追記です。
ユニクロの「ウルトラライトダウンジャケット」が超おすすめです。
2900円前後で軽くてコンパクトに畳めるので(輪行袋より少し大きいくらい)、長めのダウンヒルの場合はこちらが良いです。
ダウンジャケットなので保温性がしっかりしていて、寒さに震えすぎてワケがわからん!みたいなことはほぼなくなります。
普段使いでもかなり優秀で、やはり軽くてシンプルなデザインなのがコスパいいですね。
色の種類も豊富なのがありがたい。
この性能でこのお値段なのはさすがユニクロ!と言ったところですね。
もうすっかり春日和なので、今度は春夏装備をそろえないといけない。
ロードバイクの装備が「一通り揃う」のはいつなんだ…。
コンデジRX100MIII購入!ZEBRA巨大クロワッサンライド
ロードバイク界隈で圧倒的な人気を誇るコンデジRX100MIII。スマホ撮影に限界を感じて買ってしまった。
早速、今日のライドでデビュー。K氏に見せたところ…
RX100M3、かっこいいじゃろ?ところがこれ、僕のじゃないんですよね。自慢されてるところです。つらい。 pic.twitter.com/MZ9PAmk9Ob
— か (@rebours) 2017年3月5日
などとツイートするわけですよ。
え、だってこの前は
「いやいやカメラつうたらミラーレスでしょwコンデジ?スマホからアップグレードするならいいんでは?(直角90度上から目線)」
的なこと言ってなかったっけ?
まさかコンデジ欲しいわけないよね???
って、目を離したすきに私のカメラを首から下げてるんじゃないw
証拠
私は自転車沼で精一杯なので、カメラはアップグレード不要なコンデジで充分なのよ。
あ、ちなみにこれ、新品ね✌︎('ω')✌︎
コンデジが良すぎて写真に目覚めそう
わーすごーい、背景がぼけるー、あっという間にそれっぽい絵になるー。
と大はしゃぎしながらカメラ片手にライドしていると、急にK氏が
「もうカメラの話は禁止」
とか言い出す始末。
ええー。わかったよう、じゃあ自転車の話しよっか。
「いいねー、夏は北海道とかいきたいね」
「北海道は一度は行っておきたい」
「北海道かー、写真の撮りがいがありそう。あっ、ゴッメーン、カメラの話シチャッタネwww」
「…」
あまりに悔しがるK氏が面白くていじりにいじり倒しながら、城山湖(追記 どうも津久井湖だったらしい)に向かう。
尾根幹というインターバルコースを超えて、穴川林道へ。
中々いい斜度で、ググッと太ももに負荷がかかり、脚を削りにくる。
しかし、森林の景色は最高でテンションは高い。森林浴ライドする山系コースだと都内最強なのでは。
走行中の写真を撮ってもらった。私のカメラでo(^-^)o
しろ(薄)やまこ (津久井湖城山公園?よくわからない)到着。
林道抜けた後の坂も、何気にキツかったぞ☺️👎
このあたり、田舎暮らし貴族らしき家が多い。羨ましかー。
この辺りに住んで週休5日勤務したいな!ベーシックインカムの導入がまたれる。
はい、あの橋渡るんだって。それよりもまた登りで辛いんだけどー☺️
激坂下りを経てやっとこさ橋だよ。
本格的にお腹が減ってきたので、本日のご褒美、クロワッサンのお店ZEBRAに向かう。
ローディーたちからも人気のZEBRA。
倉庫を改装した作りで、広くて開放的。そして自転車は店内に持ち込める。
片時も自転車から目を離したくないローディーに人気がでないはずがない。
それにしても、クロワッサンでっかい。ひとつ15センチくらいはあるのでは…。
そしてコーヒーカップもでっかい。ライド後によくある「物足りなさ」の心配はなさそう。
食事系のクロワッサンはオーダーしてから手作りしてくれるので、その間に店内を鑑賞。
今日はかなり暖かいので、テラス席で食べることに。
待ち時間の間も私のカメラを触り、羨ましい、カメラ欲しい、辛いを連発するK氏。
ミートローフのクロワッサン。肉はジューシ。ハーブの爽やかな香りがきゅっと味を引き締めてて粋な味。
こっちはピザ風のクロワッサン。私は食べてないけど、これも美味しそうだった。
エビとタルタルのクロワッサン。バジル風味であっさり味。パンはもちろんサクサク。
一種類ですでにお腹いっぱいだけど、どうしても甘いクロワッサンが食べたくてリンゴと蜂蜜のクロワッサンも注文してしまった。
甘すぎず、こちらもシンプルな味。
ここのクロワッサンは素材で勝負しにきている感じがする。
そして腹持ちが良いのもポイントが高い。
世界のバイクフレンドリーカフェ100選にも選ばれたようで、この日もたくさんのローディーが訪れていた。
ローディーでなくてもこのカフェはめっちゃオススメ。
普通の人が普通に過ごしているだけで絵になるような空間だった。
帰りの電車。
「コンデジ、本気で羨ましい。欲しいと言いだしてから購入までが速すぎて、まさか今日持ってくるとは思わなかった。心の準備ができてなくてダメージがでかい」
「 欲しいなら金が解決してくれるよ」
「しかしホイールも欲しい。しかしホイールではこのコンデジの悔しさのリベンジにはならない…そしてコンデジが想像以上に良かったのもダメージが深い。つらい…」
「そんなに悔しがってくれると優越感がやばいな。もっと悔しがるといいよ🤗」
思いもよらず今回はK氏が辛みのデスライドになってしまったようだ。
私は楽しさしかなかったな〜☺️✨✨✨
走行距離58km
消費カロリー 1200kcal
クロワッサンでオーバーカロリーした気がするけど、まあよし!
ロードバイクの「質」と「量」と、ジムを続けようと思った話
最近仕事で「質の高さ」についての話題がよくあがる。
「質が高い」とは何か。
結論から言うと答えはすべてここにあった。
トレーニングというのは、真っ白なキャンバスに、感性に基づいてあなたというレーサーを描き上げる行為です。その絵の美しさが、質です。
ジムの会員になった
近所のジムに見学にいった。
私のジムの目的は減量も含めて完全に「ロードバイク」にある。
エアロバイクはどんなタイプか。
モニターやテレビがあり飽きずにやれるか。
スピードやケイデンス(ペダルの回転数)など、どのような数値を計測できるか。
それを見学で確かめたかった。
ジムにあったのはこのようなロードバイクタイプと、ノーマルなタイプの2種類。
ロードバイクタイプにはモニターやテレビはなく、ケイデンス、パワー、消費カロリー、時間のメーターがついているだけ。
カジュアルに有酸素運動だけでなく、「速さ」の練習もできるガチトレーニング器具だ。
お、おう…。
これは飽きとの闘いになりそうだ。
そう思いながらもTT用のハンドルにスマホを置いてYouTubeでも見れば案外いけるのでは、ということで入会。
ロードバイクタイプはそんなに人気がないからコアタイムですらいつでも空いてるとのこと(そうだろうな…)。
ひととおり説明を受けて早速エアロバイクに跨った。
「拷問器具」とも噂されるエアロバイク。
実際はどうだったかというと、噂通りの拷問器具だった。
3分が果てしなく長い。
気を緩めると70回転維持しないといけないメーターの値はどんどん下がる。
きつい。
実に退屈で機械的だ。
一度外に出たら帰るまで走り切らないといけないツーリングと違って、ジムのトレーニングはいつでも辞められる。
だらだらペダルを回すこともできる。
それがさらに精神的につらかった。
「サボると筋肉は裏切る。いや、裏切るのはお前だよ。筋肉はいつも正直、筋肉のせいにするな」
こんなツイートがフィットネス界隈を中心に時々回ってくる。
今ここでペダルを回すのを辞めるのか?裏切るのか?じゃあ何しにここに来たんだ?
辞めたい衝動に何度もかられながらも、なんとか負荷を調整しながら70回転、30分のエアロバイクを終了した。
最後の1分もやたらと長かった。
…股間が痛い。
このまま続けると、生命体として問題がでるのではないか?と思う感じのやばさを股間に感じた。
対策しないと続けられない。
初回から拷問だった。
ここまでが「量」の話である。
では、私が真っ白なキャンパスに描くロードバイクの絵は何だろうか。
私はレースには出ないし、今後も出るつもりもない。ただのホビーレーサーだ。
そんな自分にとっての「質」とはなんだろうか。
私が描く絵、その舞台はロードバイクのツーリングにある。
山を登りきった達成感と震えるほどの喜びをまた味わいたい。
遠方の島々で、海風を浴びながら非日常を感じながら走りたい。
静まり返った早朝都内の違った顔を見てみたい。
自分の身体と、バイクひとつでどこまでも行けるという可能性を試したい。
ロードバイクに乗れれば乗れるほど、冒険の幅はどこまでも広がる。
富士山を登ることも、国内の離島も、北海道も、沖縄も、台湾も、サイパンも、ロードバイクの本場ヨーロッパすらも、ロードバイクがあればどこまでも冒険できる。
今の私は100kmなら走れる。多分200kmもいけるだろう。
山も箱根くらいの峠の山なら登れる。
しかし、いいペースで走れたか、いいコンディションで走れたかとなると別だ。
いいペースとコンディションで走れれば、もっと距離を伸ばせる。もっと高い山も登れる。もっと遠くの地まで行けるはずだ(楽ではない)。
いいコンディションで長時間走れるような絵を描けるか?
私のトレーニングの質はここにあるのだろう。
ここまで書いて、モチベーションというやつでは?とも思ったがまあどっちでもいい。
ジムでエアロバイクに跨りながら、ロードレースの動画をスマホで見ていた。
かつて幾度もレースで優勝した選手カンチェラーラがその強さを見せることなく、サガンが独走優勝する動画だった。
タイトルには「世代交代」と書かれていた。
カンチェラーラの走りは好きだ。他の選手をぶっちぎるパワーを持ち、過去のレースの優勝シーンはどれも華やかで、見ていて熱くなった。
それだけにカンチェラーラのゴールは少し悲しかった。
しかし、同時に新たな勝者となったサガンを応援したくなった。
自分もここで漕ぐのを辞めずに頑張ろうと思った。
ロードレースにはドラマがある。
そこに描かれているのが選手の人生の一部だから、応援したくなるのかもしれない。
ジムでなら、選手達と一緒に走れる。
もう少しジムを続けてみようと思う。
三浦半島グルメライド「MARLOW」絶品プリンを食す
2度目の三浦半島一周グルメライド62km。
三浦半島といえば、グルメスポットが多く、景色もそこそこ良く(飽きない)、そこそこのアップダウンのある道で距離感もちょうど良く、信号が少なめ、と圧倒的平均点の高いスポット。
激坂など死にポイントがないので今回はグルメ紹介だよ(平和)。
城ヶ島しぶき亭で三浦漁港の海鮮祭り
横須賀からぐるっと海沿いを走って30km地点にあり、9時くらいに出て2回くらい小休憩を入れるとちょうど昼頃に到着となる。
鯵のたたき、お頭付き。前日に寿司を食べてしまったため、本日はあえて名物のマグロ丼を避ける。
K氏はマグロのカツ。でかい。
刺身にすると何枚分あるんだというくらいでかい。
男性ローディーはこれを頼んでいる人が多かった。
マグロの天丼。
身がホロホロにほぐれて衣はさっくり、ほくほく。
漁港グルメは出汁がちゃんと昆布や煮干しからとっているからとにかく味噌汁がうまいんだよね。
お店のおばさまから「自転車できたの?自転車の人はサービスがあるから、ゆっくり食べてね」
と言われ、しばらくしたらゲソの揚げ物がサービスででてきた。
こういの、本当にうれしいのよね。
ローディーが受け入れられている空気。これだけで何度でも来ようと思う。
しぶき亭、今回も最高だった。
海も透き通るくらいきれいで、景色もなかなか。バスや車で来る観光客も多い。
瓶詰めプリンの有名店「MARLOW」
本日のおやつスポットは、プリンの有名店MARLOW。テイクアウトでも良かったが、せっかくなのでイートインに。
季節限定、摘みたて紅ほっぺのプリンセット。
プリンの種類は、卵黄が濃厚な卵から作られた?という「王様プリン」を選んだ。
このイチゴ、甘さと酸っぱさのバランスが超絶妙。スーパーで買うイチゴはどこかとろっとした甘さだが、摘みたては甘さがストレートに来る上に、酸味と香りもピリッと舌に訴えてくる。
練乳もプリンも濃厚でかなり甘いのだが、イチゴを挟みながら食べるとまったく飽きないどころか、いくらでも食べられてしまいそうだ。
もう一品は、ちょっぴり大人の味のビターなショコラータブリュレ。
ブリュレは柔らかく甘さ控えめ、上に乗ったチョコチップはカカオの香りが豊かでかなりビター。
甘いものがあまり得意でない人でも食べれそう。
店内はジャムやコンポートなど瓶詰めの商品の販売もあり。
瓶詰めのものって、やたら美味しそうに見えるし見た目もオシャレで欲しくなるのだが、ロードバイクはそもそも荷物の持ち運びができない。
サコッシュを持ってくるか通販するのがよさげ。
きんかんコンポートとマーマレードめちゃ欲しい…。
そういえばワインもたくさんあった。
プリンはテイクアウトもできるぞい。お店が混んでる時間帯は外で食べてもよさそう。
ひらけた海岸沿いにあるので、窓際なら景色も楽しめる。テラス席もあり。
- ジャンル:カフェ
- 住所: 三浦郡葉山町堀内2038-10
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- (写真提供:六条雛子)
三浦半島はいいぞ
輪行もしやすく、立ち寄る場所も多いし、距離もちょうどよい。
ロード初心者を連れて行くなら超絶おすすめ。アップダウンはあるが、心を折るほどでもなく、ご褒美は満点。
時間に余裕さえあれば、足を止めたくなるようや場所はとても多い。
2月なのにすでに葉桜。
通称「あみちゃん坂」上の丘から。
ローディーはこのようにして愛車を写真におさめるんだよ。必死だよ。ひくよね。