ロードバイク霞ヶ浦一周140km 補給なし怒りのデスロード
ビンディングペダルを買い、とりあえず練習は平坦が良いね、ということで霞ヶ浦一周コースを走ることになった。
筑波、霞ヶ浦。筑波には廃鉄道跡をそのままサイクリングロードにした「つくばりんりんロード」というのがあるらしい。ネットで調べていると、りんりんロード沿いは出店があり、ただの平坦とはいえ観光にも良さそう。景色もいいし。
いいじゃなぁい(荒北風)。
筑波山の選択を華麗にスルーし、霞ヶ浦一周のシンプルコースに決定。距離は初ライドぶりの140kmだ。
2ヶ月たった今、走れる自信があった。
で、ここでロードバイク経験者ならお気づきだと思うが、つくばりんりんロード=霞ヶ浦一周ではない。
我々は大きな勘違いをした。これがデスライドの始まりである。
土浦駅はサイクリング歓迎ムード
なんと土浦駅にはサイクリングする人のための準備スペースが併設されているではないか!
サイクルラック、コインロッカー、更衣室、蛇口。これが屋内にある。
早朝の寒い時期にこれはありがたい。
輪行袋を置いていけるのもいい。これで荷物を極限まで減らせる。
「神…!茨城最高かよ!」
「神…!千葉も見習ってほしい」
ロードに乗るとやたら土地に向かって上から目線になる私。
荷物を置いていけるのはいいが、輪行袋を置いていくということは途中リタイアが許されないということだ。この時は浮かれていて気がつかなかった。
りんりんロード←となっているが、我々が向かうのは逆の→
今見るとここで気づけよ!って思う。そう、これから走る場所はりんりんロードではない。
とはいえ、霞ヶ浦沿いのサイクリングロードは舗装がきれいで走りやすい。
朝日が昇り始め、ライドをスタートさせた。うーん朝のライドは本当に気持ちがいい。
やたらと祠や鳥居が多い。神話生物でも召喚するのか。K氏はやたら真剣に撮影している。この人きっともうとっくにSAN値がやばい値になっているんだ…だからこんな坂シャブモンスターになっているんだ…。
途中、レンタサイクルっぽい施設があり、ここで1回目の休憩をとる。
いきなり野良猫がお出迎えしてくれた。
表にまわると、「かすみキッチン」の旗が。
事前に調べたグルメスポットだったが、まだ早朝のため今回はパス。
出発しようとすると、先ほどの野良猫がやたらと甘えてくる。
これは…ローディーから補給食で餌付けされている猫だ!
甘えて甘えて甘えつくした後、いかせないぞと立ちふさがる猫。
君の食べられる食べ物はもってないんだ、ごめんよ…。
序盤ですでに景色に飽きる
右手には湖、左手は田舎の風景。
ライド2時間をすぎた頃、我々は重要なことに気づく。
「残り100km近くずーーーーーーーーーーーっとこの風景なのでは…」
霞ヶ浦は美しいが、飽きる。
というか飽きてきた。ロングライドで飽きると精神的な消耗が早くなってやばい。
「ねえ、帰りはあそこ(めっちゃ遠くにある対岸を指差しながら)を走るんだよ?ねえ、帰り道が見えるよ、すっごい遠くに」
K氏もやばさを感じはじめている。
ここで1件目のコンビニ。サイクルラックがあり、ここでも「茨城神」発言を繰り出す。
定期的にコンビニもありそうだし、と補給はあんぱん1個だけ買う。
予定よりも遅れているのでK氏からオーダーが入る。
「今から12時まで休憩なし!」
「ふぇっ!90分もあるよ…クソ退屈な平坦で」
公道だと信号で休憩ができるが、サイクリングロードは立ち止まる必要がない。この時の私は平坦連続走行45分が限界だった。
何よりの景色にもう飽きたよ!気が紛れるものがなく、チラチラとサイコンを見ても「まだ5分しか経ってない」と時間が進むのがやたら遅い。
「…」
「…」
やがて、K氏も同じことを思ったらしく、お喋りを始める。
「MERYの学芸大に深夜にいく記事が面白いんだよぉ」
お喋りで何とか気を紛らして、90分経った頃、我々はとうとう気づく。
補給ポイントがない!
「コンビニもお店も全然なくね?」
「ない…。補給食はもう全部食べたよ。お昼のお店がないのはともかく、補給がないのはやばい!」
残りまだ80キロ近くあるのに、補給が切れるのはやばすぎる。
気候の安定した平坦でリタイアとかwwwwうそやろ…。
というかリタイアしようにも輪行袋置いてきたから、来た道を戻るくらいしか選択肢がない。まだ午前中なのに後戻りだなんてつまらなさすぎて嫌だ。いろいろ終わっとる。
「あそこに中華料理の看板が見える!」
「満腹中華」なんとそそられる店名なんだ!
サイクリングロードをはずれ、一心不乱に看板を目指す飢えたローディー。
看板が砂漠のオアシスに見える。
「あれでお店潰れてたらうけるなw」
「えっ⁉︎」
冗談のつもりだったが、私の発言どおりお店は廃墟www全然面白くないwww
「いやまて、コンビニの看板が見える!」
コンビニあったーーーーー!
オアシスーーーー!
駆け寄って嬉しさのあまり写真まで撮ってしまった。サイクルラックも何もない普通のコンビニなのに。
「これまで見たコンビニの中で1番嬉しい」
ここで焼きそばとハンバーガーを買い、地べたに座ってランチタイム。
うめえ、焼きそばうめえ。
こんなにうまいコンビニ飯初めてだよぉ。
これからコンビニが一個もなくても大丈夫なように補給をすませて、ライドを続ける。
「あそこがゴールだよ。ゴールが見える。あそこまで走らないといけないんだ(5回目)」
珍しく心が折れているK氏の発言につられて心を折りそうになりながらも精神統一をして走る。平常心平常心。ロードはメンタルのスポーツ。
まさかのコースミスでさらにタイムロス
ん?北利根川?
このミスコースは辛い。
あとやんわりと向かい風なのも辛い。
「休憩スポットがあればそこで休憩」と決めても、休憩スポットがいつまでたっても現れない。
途中長い未舗装路もあるし、霞ヶ浦の南側はカオスすぎだろ。税金が足りてない。
休憩スポットなんてない!道端で休憩じゃ。
日が落ちてきて寒くなってきた。
本当にきつい。精神的にきつすぎる。なんてことない平坦なのになんて辛いんだ!。
あと、幾度となくでてくる水路が罠。水路の端まで走らされて「なぜショートカットがないのか」とバキバキ心が折れる。
駅前のビルが見え始めてから、ひたすらそこに向かって走り続ける。
私が前を引いていたが、後ろのK氏が珍しく心折れてるのが見なくても伝わってくる。
「これまでのライドで1番メンタルきつかった…」
駅に辿りついたが、体力的にはまだ余裕がある感じで、途中めちゃくちゃきつく感じたのは全てメンタル力が足りなかったせいだなーとおもた。
もうちょい踏んでもよかったね。
No補給スポット
No休憩ポイント
Noグルメ
ずーーーーっと景色同じ!
一向に近づかない見えるゴール地点
ツイッターでは「霞ヶ浦は初見殺し」と言っている人がいたけど、ほんとそうよ。
こうして、霞ヶ浦一周は想像以上に過酷に終わったのだった。
【2016年】ロードバイクで行って良かったグルメスポットまとめ
ロードバイクに乗る人の目的は人それぞれだが、私の場合「グルメ」が一番の楽しみだったりする。1回のロングライドで1000kcal以上消費する程きついし、ご褒美があるとがんばれる(坂ではがんばれない)。あと飯がとにかくうまく感じる。
しかし、毎回良いグルメに当たるわけではなく、時にはコンビニで昼をすますことも…とはいえコンビニだけだったのは霞が浦の1回だけだったけど精神的に辛すぎた。それくらい飯は大事。
疲労と空腹で基本的に何食べてもうまいんだけど、今回は 2016年のライドの中でも、特に良かったグルメスポットをまとめてみた。
Cafeましゅ ましゅ[埼玉県川越市]
川越にあるcafeましゅ ましゅ。
荒川から10kmほどの住宅街にある農家カフェ。近所の農家から仕入れた野菜や卵を使っているらしく、刈り入れ期は臨時休業するらしい。休業なら近くのマクドナルドにいく覚悟で行ったが、開いていて良かった…。
この日頼んだのは「スパイシーチキンカレー」。
ロードに乗るとやたらとカレーライスが食べたくなる。ナンではなくごはん大盛りの欧風カレーがいい。
大きなチキンがごろごろ。甘い口当たりの後に遅れてピリッとした辛味がやってくる。付け合せの小松菜がこれまたうまくて、一気にバクバクと食べてしまった。
喫茶店のカレーにありがちなレトルトっぽいにおいもなく(あれはあれで美味しいけど)、ちゃんとキッチンで手作りされているんだろうなーと思った。
デザートは「ミルクプリン」。りんごのジャムがのっかっている。
これが本当にうまい。甘すぎず、あっさりすぎず、コーヒーと良く合い、 これのためにまた来たいと思うほど。
本日のメニュー。カフェ飯も気になる。
内装は北欧系で、かなり女性受けが良さそう。
この日、荒川の強風と雨にさらされて凍えながら入店したが(荒川向かい風デスライド)、奥のエアコンのある部屋に案内してくれて、暖房を入れてくれた。
埼玉のぬくもりてぃ…。
サイクルラックもあって、店員はローディーに優しかった。
帰りにスタンプカードを渡され、遠方なのでとやんわり断ったが「5つたまると、日本酒がもらえるんです。おいしいんですよ」と、本気の笑顔ですすめられたので受け取った。
きっとこの日本酒は本当においしいんだろうな。
- ジャンル:カフェ
- 住所: 川越市伊佐沼7-1
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:宇治綾鷹)
※サイクルラックあり
しぶき亭 [神奈川三浦半島]
三浦半島は間違いなく2016年最高ライドだったが、その時のお昼に食べたのが城ヶ島「しぶき亭」。城ヶ島はまぐろが名物とのことで、漁港はいたるところにまぐろが食べられるお店がある。
正直、どのお店でも良かったがサイクルラックに自動的に吸い込まれていく仕様なのでここに決定。
まぐろとイカの「ミックス丼」。1000円。
「まぐろのタタキ」。
漁港飯の何がいいかって、魚介が新鮮なのは当たり前として、味噌汁の出汁がうまいところなんだよね。人工調味料の味がしない。ちゃんと昆布やいりこで出汁をとっているから、風味がとにかく良い。
どちらかというと漁港の「食堂」のような雰囲気だった。
混雑していたが、お店のおじさんが優しくて「おねーさん!注文はまだかかるけど先に座るだけ座るか!お茶飲んで待ってて!」と席に案内してくれる。ぬくもりてぃ…。
この店もローディーに優しい。
壁にはロード乗りたちの集合写真がたくさんかざってある。
待ち時間の間、ゲソの揚げたて天ぷらをサービスで出してくれた。
お土産売り場もあり。次はサコッシュ持っていくのもいいかもなぁ。
漁港ライドのコスパが良すぎてはまりそう。都内で魚介を食べるのがちょっとバカらしくなってしまう。
しぶき亭:https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140603/14011789/
※サイクルラックあり
東京湾フェリー乗り場久里浜港売店[神奈川県三浦半島]
三浦半島ライドをするなら、カレーパンも忘れてはいけない。
フェリー乗り場の売店では注文したら揚げたてのカレーパンを出してくれる。
ちょっとした補給に最適。
カリーパン。
揚げたてなので、もちろんサクサク。具のカレーもスタンダードな味で、かなり王道のカレーパンだ。期待を1mmも裏切らない。
ただ、食べる時は美味しくて良いのだが、ライド中はちょっと重たい。
この後、えぐい坂があって、カレーパンが胃の中で大暴れしたのが辛かった。カレーパンに罪はない、登りができない私が悪い。
東京湾フェリー乗り場久里浜港:https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140601/14036968/
※サイクルラックあり
cafe GARDEN[ 多摩市聖蹟桜ケ丘 ]
ハンバーガー2個付き食べ放題ランチブッフェが1,300円!!
聖蹟桜ケ丘駅前にあり、ここからヤビツ峠にいくローディーが利用しそう。
ハンバーガー、普通にマクドナルドサイズのものが出てくる上に、パンはふわっふわだし、肉はジューシーだし、これが2個。2個ついてくる!!4種類(だったと思う)から2つ選べる。
ブッフェは野菜もデザートもバリエーションも豊富。
さらにカレーの食べ放題もあり。
これからのライドのためにガッツリ食べてもいいし、カロリー制限中のローディーは野菜多めでもいける。ローディーの心理をちゃんと分かっているカフェだ。
OPEN10分前に訪れたので空いていたが、お昼どきは混雑しそう。それくらいランチが良い。
この時グアム帰りでハンバーガーにはまりまくっていたが、やはりハンバーガーショップのバーガーは別格だね。
cafeGARDEN:https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132702/13090447/
※サイクルラックあり
飯田牧場[藤沢市]
堺川サイクリングロード沿いにある日本一小さい牧場だそうで、もちろんここで食べるのはアイスクリーム。アニメ「ろんぐらいだぁす!」でも登場。
うーん、やっぱり牧場アイスはまろやかでうまい。
牧場グルメ多めになるのは自転車乗りの性。
飯田牧場:
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140405/14000798/dtlmap/
※サイクルラックあり
cafe VIA[埼玉県さいたま市]
荒川サイクリングロード沿いの古民家風カフェ。ローディーには親しみ深い場所で、ファンも多い。
それもそのはず、めっちゃいい。めっちゃいいよ!!
メニューはサンドイッチ、ケーキ、など軽食だが、どれも手作りでおいしい。
店内はサイクルジャージのクッキーや補給食も売っている。
店内でも飲食スペースはあるが、寒い時期でなければテラス席がおすすめ。
OPEN直後から続々ローディーが集まってくる。
子猫が4匹ほどうろうろしていた。人慣れもしていて、近づいても逃げない。
冬は風が強くてno", thank youな荒川だが、春の花が咲きほこる頃にはまた行きたい。
cafeVIA:https://www.facebook.com/VIA.saitama/
※サイクルラックあり
食事処 高半[埼玉県上尾市]
デカ盛り、特盛り系の丼で有名な高半。
荒川から1kmほどの地点にあり、こちらもローディーに人気。ローディーだけでなく、近隣でも人気のようで、駐車場も車であふれていた。
12時頃に来たが、40分ほど外で待つことに。お店の回転はそこまで良くないが、待ってでも食べるだけの価値がある。
天丼特盛り。
海鮮丼普通盛り。
ステーキ丼特盛りを注文している人がいたが、どどーんとでっかいステーキが乗った丼でかなりそそられるものがあった。
特盛りを食べたら、その分だけ荒川を走ればオーバーカロリーになることはないし、安心だね!
食事処高半:https://tabelog.com/saitama/A1104/A110401/11023098/
※サイクルラックあり
榎本牧場[埼玉県上尾市]
ローディーの聖地、荒川沿いの榎本牧場。
いうまでもなくお目当てはアイスクリーム。
ラムレーズン。本来はダブルもあるのだが、この日はウォーキングイベント中で大混雑していて、シングルしかなかったがいつもよりちょっと安い価格で提供してくれた。
シーズンによって入れ替わる味もあるらしい。この時は巨峰が季節限定だった。
持ち帰りもあるよ(ローディーは持ち帰れないけど)。
ヨーグルトや牛乳もあり。
牧場なので、もちろん牛もたくさんいるし、豚や鳥もたくさんいる。
アイスを食べたついでに牧場見学をしてもよし。
榎本牧場:https://tabelog.com/saitama/A1104/A110401/11000086/
※サイクルラックあり
カフェせせらぎ[西多摩郡檜原村]
都民の森、入山峠でヒルクライムを楽しむローディーに人気なのだとか。
数量限定のレアチーズケーキセット、600円。役場内にあるカフェなので全体的に価格が安い!ちゃんとした手作りで、コーヒーもめっちゃおいしい。マスターは銀座で35年勤めたベテランらしい(ぐぐった)。
ダウンヒルで冷えた体に染み渡る。
カフェ内にはメンテナンス道具もあり。
山の中にある天国やでぇ。
カフェせせらぎ:
https://tabelog.com/tokyo/A1330/A133004/13173056/
※サイクルラックあり
みはらし茶屋[足立区]
はい、最後は荒川南下コースにあるローディー御用達のみはらし茶屋。
足立区農業公園に隣接していて1Fは軽食、2Fはレストランがあるらしいが、時間的に1Fしか利用したことがない。
荒川サイクリングロード南下コースは基本的に何もないので、ここが唯一(たぶん)の休憩スポットになる。
軽食は本当になんてことない普通の軽食だが、荒川は基本的に過酷なので、なんてことない食事がごちそうになったりする。
ミニベロ初ライドで食べたカレーライスは今でもいい思い出。
みはらし茶屋:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13150331/
※サイクルラックあり
全部まとめてみて、全箇所サイクルラックあるじゃん…て思った。
けどそれくらいサイクルラックの存在って重要なんだよ…。
初ヒルクライム「入山峠」絶景足湯デスライド
おしゃれ女子風な足元の写真だけど、これはヒルクライムできないヘボローディーが坂の途中でくじけた時にできる構図。
疲労がピークになる→前を向くことができなくなる→うなだれる→「…休憩がてら写真でもとるか」(山中で他にすることがない)
納車2日目で140km走った4週間後、初ヒルクライムのレポ(2016年11月20日)。
いつものように前日談から。
「コースどこにしよう。僕がコース引くとヒルクライムになるけど」
140kmライド以降、70kmほどのライドを重ね、いろは坂(ぷちカントリーデスロード)、百草園など短めの坂は行ったが、まだ山には行ったことがなかった。
坂がきついことは分かっていたが、山がいかほどのものか。恐ろしくもあり興味もあった。
はい、「ゆるっと登れて足が育つ」「緩めの峠」の「入山峠」に決まり。
さすがの私も何度も騙されて、嘘を見抜けるようになってきている。
まあ、それはいい。で、コースなんだけど
メインディッシュ(入山峠)の前に3つ峠が挿入された計4つの峠なんだけど!?
「大丈夫。前菜はスライムみたいな雑魚ですよ。余裕です」
「わー、アリアハン楽しみ〜、絶対嘘ー」
あとで分かるが、スライムなのは最初の峠だけだった。
K氏のローディー特有の嘘は、「本人の中では本当」というタイプ。あと、肝心な情報(1番やばいやつ)を出さないという特徴がある。
この時も入山峠の情報は何も出てこなかった。まあ詳細聞いても私では分からんのだけど。
早朝のミストライド
新宿始発の中央線に乗り、立川に向かう。
ところで、ものすんごい霧なんだが!
日の出前の霧が立ち込めた町は怪しい雰囲気しかなかったが、日の出との組み合わせの景色は最高。
サイクリングロードに入り、霧の中走行開始。
早朝ライドはほんっとに気持ちがいい。
ただ、霧の湿気がまとわりついて寒い!
途中霧が激しいゾーンでは視界が2mくらいしかない。
1時間ほど走っていると山が見えてきた。
公道でもアップダウンが始まり、敵地が近づいてくるのが分かる。
「坂が…見えてきた。しかも霧がかっていて、ヤバイ雰囲気しかない!!!山が、近づくなと言っている!!!」
「大丈夫大丈夫」
「ホラー映画だと死ぬパターンのセリフだよそれ!!霧の中からでっかい触手がシュッと出てくるやつだって!!」
「いけるいける」
山を前にしてビビりまくる私。
最後の抵抗もむなしく、スライム峠を登り始める。
ん〜、いきなり辛いですね〜。
登る前にひるんだせいで最初の勾配でいきなり足をついてしまったが、それ以降はひたすら我慢して一番軽いギアで登り切る。
比較的短い峠だった、気がする。
「ね?雑魚だったでしょ?」
「…ゼィ……ハァ…ゼィ……(喋れない)」
その後、いくつか峠を越えたような気がするけれども、正直おぼえてないwww
紅葉はきれいだった。
本丸の「入山峠」へ
3つの前菜ですでに脚を使い果たした私。
峠までのゆるやか〜な登りがさらに脚を蝕む。あと、ようやく乗り慣れて普通のライドでは痛くなくなってた尻が痛いwww
足りない筋肉と脚力、体力のせいで坂が着実にダメージを与えてくる…。
ただ、景色はとてもいい。
朝露が降り注ぐ道。
超インドア派だった自分が、まさかこんなところに自走でくるようになるとは…。
たくさんの映画を見て世界の風景を鑑賞してきたが、生の自然の感動にかなうものはない。
濡れた地面と、これの組み合わせは凶悪(スリップする)。山はこんなところでも殺しにくる。
ヒルクライム開始
一般車道立ち入り禁止の看板を越えて、いよいよ入山峠、林道コースを登りはじめる。
んんんwwwいきなりこの斜度www
濡れた落ち葉が降り積もっていて、めっちゃ路面滑るし、地面も見えないwww
落石も多いうえに落ち葉で隠れているので、路面状態は決していいとはいえない。
障害物を避けながら登るの、ほんっっと辛い!!
ふぅ…。
もう無理WWWW
なんども脚を付き、斜度が上がるたびに立ち漕ぎ(まだダンシングできない)をしていたが、技術がなさすぎてスカッ 、スカッとペダルが空転。
その衝撃でバランスを崩し、さらに体に負荷がかかる。
坂で姿勢を保つ背筋も足りず、前を向くこともできなくなり、視界には地面しか映らなくなっていた。
_| ̄|○
完全に↑状態。
K氏にはとっくに千切られて一人山にポツーン。
振り返ると謎のUFO看板。
「……帰りたい…。本気で帰りたい…。タクシーで…」
心の根幹がボッキリと折れた。
「そうだ…もう帰ろう。なんでチャリで山登ってるんだろ…自転車押して…」
……。
…………。
山のど真ん中なのに帰れるわけがない。
一瞬LINEタクシーを呼べばここまできてくれるんだろうか、と思ったが、林道は自動車立ち入り禁止だった。
山に来たら山を登りきるしかない。
振り返る。万里の長城か。
トロトロと押して登っていると、K氏が戻ってきた。
「山頂までもう少しですよ」の一言で元気が出て、再びロードにまたがる。
トンネルを抜けるとそこは〜
山頂!
やっと到着した!!
大半押して登ったけど、達成感は一応ある。
絶景じゃ〜。
この後、ちょっと降ったらまたえぐい登りがあって「山頂とはーーーー!!!」と叫びたくなった。
「瀬音の湯」の足湯で終わった脚を回復
無料で足湯を楽しむ。
染みる〜。
「足湯で血の巡りがよくなって乳酸が全身にまわるwwww」
ほっこり温まったらお昼ご飯。飯処を探すのが面倒というかもう1mmも坂を登りたくないので温泉内のレストランで済ます。
檜原村役場でデザート
檜原町役場は自転車支援をしているらしく、役場にサイクルラックがある。
神役場…(サイクルラックがあるだけでテンションがあがる)!
さらに、役場内には喫茶スペースがあり、手作りのケーキとコーヒーがいただける。
自転車修理キットも空気入れもそろっているし、軽いパンクくらいならここでなおせそう。
初ヒルクライムはまったく登れなかったけど、ここから2ヶ月たった今思うと確かに初心者向けだったのかもなぁ…。
思い出を美化しているだけかもしれないけど。
「楽しかったですね〜。今度は都民の森いきましょうね^^!ここから近いですよ^^!」
ひっ…!
ロードバイク納車2日目に140キロ走って尻が10個に割れた話〜荒川悟りのデスライド〜
「ロードバイクなら100キロ余裕で走れる」
このような都市伝説がカジュアルに語られているようですが、初心者はその言葉をそのまま信じてはいけない。
確かに走れる。可能という意味では。だって地続きだし。
余裕というのはママチャリに比べて、という話。
あとロードバイクに慣れた人なら、200、300走れる人にとっては余裕という意味なんだよ。ここ大事テストに出る。
で、私はというとタイトルのとおり納車次の日に140キロ走りました。
当初は都内から榎本牧場ゴール往復80キロ予定だった
今、計画を見直してみると、荒川サイクリングロード沿いにある、榎本牧場で折り返しの80キロコースの予定だったね。
ほんまどういうことやオイ。
ラインのログを見ても前日はロードバイク買いたてウキウキウォッチングだし、あの時の自分に「この後、地獄をみるんだよ」と教えてあげたい。
というか80キロでも初心者にしては長距離では?
だいたい、初心者の場合は30、50、70…と徐々に距離を伸ばし、100キロは2、3ヶ月かけて指す目標値らしい(というのを最近知った)。
「あの頃の僕はどうかしてた」
って君は今でもどうかしてるよ。
で、前日はというと「初心者やし、乗り方とかググって勉強しとくか^^」という感じで、ロードバイクの乗り方、みたいなyoutubeの動画を2本見ただけでした。まあ他にできることもないし。
シティサイクルと違ってフロントのギアが2枚ある意味とか分かってないし、サドルの腰掛け方もケイデンスも知らない。
これが後にとんでもない負荷になるだなんて想像もしていなかった。
午前8時都内スタート〜20km地点で尻が壊れる
「ロングライドは軽いギアで走ってください。あと小腹がすいたら小まめに補給して」
「は〜い(軽いギアにしたらいっぱい漕がないとダメじゃない?めんどくさwwしっかり漕ぐわ〜)」←死亡フラグ
初心者らしく、ママチャリ漕ぎでガシガシペダルを回す私。
その割に速度は20kmちょいとそんなに出ず、K氏にすぐに引き離される。必死でついていこうとさらにガシガシペダルを踏む私…。
あれ〜ロードバイクって思ったより速くないぞ、速いけど。でもミニベロのK氏に追いつけないぞ〜〜〜。ともがいているうちに、疲労がどんどんと溜まっていく。
どれくらい疲れたら休憩すればよいのかもよく分からなかったが、そんな心配も束の間。
「なんか…尻が……めっちゃ痛い!!!!実は最初の方からジワジワ痛かったけど、尻が4つになりそうなくらい痛い!!」
というわけで、休憩に入り尻を休める。
「うーん、サドルですかね。尻が痛い人は相性がいいサドルを見つけるまで延々とサドルを買い続ける"サドル沼"にはまるらしいですが」
ロード本体と装備ですでに25万以上飛んでいるというのに、いきなりサドル買い替えだと…?本当にロードバイクは貴族の遊びだよ。貴族の遊びなのに庶民が手をだしてしまった罰がこれか。
けど今、「このサドルにすれば尻の痛みは無くなります」と言われたら数万くらい積んでしまいそうだ。それくらい尻が痛い。
とはいえ、ここでリタイアする訳にもいかないので、尻を休めて何とか走ることに。
埼玉の中に北海道がある
荒川をどんどん北上すると、めちゃくちゃ広大な平野がひろがっていく。
これが社会科の教科書にでてた「関東平野」か。四国生まれの私からすると、こんな広大な土地を見たことがない。
噂に聞く北海道もきっとこんなのに違いない。埼玉に行って北海道が楽しめるなんてコスパいい。
広大な土地で尻の痛みを抱えながらロードバイクをひたすら走らせ、K氏に追いついたら置いていかれたりを繰り返していると、どこかから聞いたことのない音がした気がした。
ポキ…
心www折れたwww
そして急に足の力が抜けて速度がどんどん落ちていく。
すごい、心が折れると走れなくなるって本当なんだ。弱ペダ今泉くんに今自分がなってる!と心折りながら感動した。
そして、巻島センパイの
「限界まで回すしかないショ!」
を思い出し、ペダルを踏んだ。というか踏むしかなかった。周り何にもないし。全然進まないけど。
くる…くる…くるくる…(ひめぇ…)。
cafe VIAで癒しタイム
カジュアルに心を折りながらも、なんとかローディーが集まる古民家風カフェVIAに到着。
サイクルラックに吸い寄せられるー。ここで一気にHPもMPも回復〜。
ネイチャーきれいだし♡
ローディー歓迎ムードだし♡
アニマルもかわいいし♡
ケーキもおいしいし♡
馬ー♡
ロードバイクでこんなところに来れるなんて、ちょっと感動…ロードバイクって楽しい!
尻は5つに割れてるけどまた来たい〜。回復する〜。
ローディーの聖地、榎本牧場到着
5キロほど走り、本日のゴール(のはずだった)榎本牧場に到着。
「聖地に初日ライドでこれちゃった」喜びと達成感でいっぱいになる。
さぁ、名物のソフトクリームだ!
ラムレーズン、うまー。
牧場の豚や生まれたての子牛を鑑賞〜。楽しい、これは楽しいぞ!
車や電車で来るよりも達成感がはるかに高い!
ウォーキングで来ている地元のおじいさまに「東京からきたんか!すごいな」と褒められて誇らしい。
そうだよ、自転車で、自分の足できたんだよ!!
高半で盛り盛り丼ランチ
続いてランチはローディーにも人気の高半。ここもサイクルラックがあり、ローディーはじめ地元の人がすでに人が溢れかえっている。
注文待ちの間、疲れで座ったまま爆睡する私。
盛り盛りの 海鮮丼きたー♡
K氏は天丼。でかい。
「結構走れてるのでこのまま荒川サイクリングロードの果てまでいってみましょう」
「うん!(ご飯美味しいモグモグ)」←
飯で気を取り直した私、またも死亡フラグをたてる。
埼玉北上、馬糞峠という新たな関門
荒川 サイクリングロードに戻り、ひたすら埼玉を北上する2人。私の尻はすでに6つに割れているが、痛みに慣れてきた。
今冷静に考えると、身体が出した危険信号を無視し続けたせいで「こいつだめやわ」と脳が諦めて、痛みを感じさせない別のホルモン出してたのかなとも思う。
どんどん不穏な感じの景色になっていく。ここは本当に日本かな?ハリーポッターかな?
森というか林というか、禁猟区になっている地域を通り抜け、再び荒川らしい広大な平野に出た時である。
「な、なんか…臭い!」
風下にある牧場から、新鮮な家畜の糞尿のかほりが調達されてくる。しかも、それが2キロほど続く。
思いもよらぬ刺客「荒川馬糞峠」。
有酸素運動のロードバイクにこれは非常にきつい。坂道以外にも峠は存在することを知る。
ちなみに荒川は向かい風でも有名で、向かい風がきつい日のことを「大荒川峠」と呼ぶらしい。この話はまた後日。
荒川サイクリングロードの果てへ
果てとはいえ何もないし、GoogleMAP上の果てなので本当はもっと道が続いていたが、何となく記念撮影。
スタートから70キロ地点。
ふぅ…
ここから帰るのかwwwww
テンションあがるぅ…。
既に尻は8つに割れているし、尻の痛みをカバーしようとして膝も痛くなっていた。
ペダルを回すたびにピキピキとやばい感じの痛みが右膝に走る。最初にガシガシとペダルを踏んでいたツケが一気にここでやってくる。
「ううっ、膝が痛いよK氏」
「膝はやばいですね…」
「ど、どうすれば(ヘルプを求める視線を送る)」
「そうだなぁ…僕、尻とか膝とか痛くなったことないんで分かんないすねwwww」
「!?」
やはりまわすしかないショ…
我慢してロードバイクという名の三角木馬にまたがる。
この時点で15時、暗くなると別の意味でやばくなりそうというのは素人の自分でも分かる。
ここからは本当に限界を突破するしかないショな限界ギリギリライドなので写真はもうない。
帰りはK氏に大半引いてもらい、ほぼ「無」の境地で走る。心を折っている暇もない。
いよいよ心身ともに本当にやばくなったのでマクドナルドで休憩(108キロ地点)。
100キロを突破したのは地味に嬉しかったが、喜びを噛みしめるのは後だ後!
インナーギアに切り替えて、悟りの境地で走り抜く。
日は完全に落ち、街灯もなにもない荒川は真っ暗。怖い、道が見えないとこんなに怖いのか!
あんなに昼間はウジャウジャいたローディーも1人もいないし、一般人の姿ももちろん見えない。
世界は滅んだのかもしれない…。多分滅んでるのは自分の肉体だけど。
2人で並走してライトをマックスに照らして荒川サイクリングロードを走り終える。
公道に入ってからは、もはや緩い坂も登れなくなり、体感時間で3時間くらい(ふつうに走ると30分)の帰路を走りぬいてなんとか無事帰宅。
こうして初ロードバイクの140キロを終えたのでした。
尻は10個に割れていて、2つに戻るまでに1週間かかった。
正直なところ、めちゃくちゃしんどいけど、めちゃくちゃ面白かった(無事?帰れたからだけど)。今でも話のネタになるし。けど、他人には勧められない…。
あと、最初に長距離走っておくと自信になるのがいいところ。
このあとの70キロ、80キロのライドがへぼく見えてくる。
そうか。こうして「100キロ余裕」と嘘付くローディーモンスターが出来上がるのか…と妙に納得してしまった一件になった。
ちなみに今でも100キロ走るとちゃんとしんどいから。この時よりはるかに走れるけど。
走行距離140キロ
ライド時間 約12時間
ロードバイクで坂を登れない初心者が、目白激坂「のぞき坂」に行ってみた
本日は予算の関係で遠方に行けなかったので、都内目白の坂スポット巡り。
集合時間に起きる、という大遅刻をしたK氏をコンビニで待つ。私も遅刻していたのでたいした問題ではない。鍵を忘れたのでヘルメットとホースを繋いでダッシュでコーヒーを買い、のんびり。
そのうちボトルゲージを忘れたK氏が到着。近場で都内だと、いざという時になんとかなるという気持ちがあるのでお互いグダグダ。
本日のコースはこちら。
緩い坂から激坂まで、だいたい6つくらいの坂が入ったトレーニングコース。
「講談社の近くで坂がのぼれるなんて、うれしくないですか?」
いきなり何いってるかよく分からないK氏。
K氏は「余裕」「楽勝」「いけるいける」、というローディー3大虚言を撒き散らしていたのでかなり不安だったが、序盤の坂は意外にも難なくクリア。
もはや斜度10パーセント程度の公道であれば、座ってクリアも可能というのが分かったので、本日は見所の2つの坂だけピックアップ。
元鳩山首相の元ご実家「鳩山会館」行きの坂
坂っていうか、スロープだった。
右曲がりスロープ一個だけの50メートルくらいの坂。斜度はわからない。
シッティングでのクリアは厳しいので、途中からダンシング(いわゆる立ち漕ぎ)で何とかクリア。
とてつもなくハイソな洋館が…。
これがあの鳩山一族と言われるあれか。完全に貴族の建物じゃないか。
バラの庭園、邸内はステンドグラスが見どころの観光スポットらしいですが、我々は邸宅を前に坂のことばかり話してて、中を見るという選択肢すら浮かばなかったよ。
見ればよかった。
「このワインディング、美しいね」
※ワインディング=坂の曲がりくねった所。写真の右端の縁石の箇所。ロードバイクに乗り始めると、このうねり具合がやたら気になる病気にかかる。
車も通らないし、がんばれば登りきれる坂なので練習スポットとして最適なのですが、ハイソな観光地なのでスポーティーな格好して何度も行き来するのはかなり憚られるのがなんとも。
背筋でバランスをとればいいのか
坂の重力(後ろに下がる力)<推進力
ビンディングペダルとシューズが固定されているため、足つきはできません。この力関係が>になるとこける。
推進力を保つためには、1回1回のペダリングに力を与えつづけないといけないので、背筋を使って体をとにかく真っ直ぐにしないといけない。激坂ではとにかく集中してバランスを保つのが大事っぽい。
「背中が…背筋がピキピキするぅぅぅぅぅ!」
これがとにかくきつい。坂の上で「姿勢を維持する」のがきつい!!斜度が増すたびにこれがきつくなる。
私の場合、まだ体が左右に揺れているらしいのでたぶん力の逃げが大きいんでしょう。左右のペダルへの力をいかにうまく、無駄なく配分するようにペダリングするか。そのためには体幹の左右上下の重心は固定しておかないといけない。
理論やコツは頭ではなんとなく分かってきたけど、できるようになるためには、トレーニングと練習あるのみ。体で覚えるしかない。
まず理論を読んで、実践してその理論の意味がなんとなく分かり(完全な回答はない)、次に自分の体に合った筋肉の使い方で体に染み込ませていく、この行程がロードバイクの面白さの1つだと思ってる。
姿勢とバランスを維持する背筋はマストだなー。
ラスボスは都内有数の激坂「のぞき坂」
新旧の目白坂もなんとか登り切り、やはり短めの坂なら何とかなりそうだな〜と思っていたところでK氏からアウアンス。
「次が最後の坂です」
「は〜い(これで全クリアやな^^)」
…。
……。
…………。
!?
「ウッゲェェェェェ!!!!ラスボスやばああああああ」
インナーギア3枚残して登り始めたけど、あまりの斜度に1枚落としたところでギアチェンジの衝撃でバランスを崩す。そして2枚目のギアを落とせず足つき(危険を察知して左だけビンディング外してた)。
うーん、これは最初から1番軽いギアでよかった…。
ギア選択ミスでクリアならず。これはかなり技術がいるなー。
坂の種類ごとに自分の最適なギアを見つけるというのも課題になりそう。
三角コーンも斜めになってるし。
背後の電柱とコーンの傾き具合の比率、おかしくない?
登りきったあとの坂。
坂がみえない。崖か。
「もはやミス工事レベルの坂」
走行距離23km、坂を織り交ぜると距離が短くてもいい感じの疲労度で満足度も高いですね。たまには都内で坂めぐりをするのもよさそう。
ロングライドだと、ここまで冷静に坂について考える余裕がないしね。
あんなに坂が嫌いだったのに、ふとした瞬間に「峠が家から5分くらいの場所にあればいい練習になるのにな〜」とか考え始めている自分が怖い…。